阪神は、ドラフト1位では小園健太投手、森木大智投手を指名候補とするが、抽選で外した場合、または2位で、JR東日本の153キロ左腕・山田龍聖投手をリストアップしている事がわかった。
和田TAがJR東日本を視察
ドラフト1位では小園健太投手、森木大智投手を指名し、抽選で外した場合は左腕投手という方針が見える阪神、その左腕投手の候補には、これまで関西学院大の黒原拓未投手、筑波大の佐藤隼輔投手、西日本工業大の隅田知一郎投手といった大学生の名前が挙がっていたが、JR東日本の山田龍聖投手もその候補としている。
9月8日のJFE東日本とのオープン戦には、和田TAが視察し、9月23日の都市対抗2次予選の東京ガス戦でも阪神のスカウトが視察、他球団のスカウトは「阪神はJR東日本出身の伊藤が1年目から活躍していることもあって、山田投手も早くから熱心に視察していた」と話す。
山田投手は高岡商時代に甲子園で大阪桐蔭を相手に好投し、ドラフト候補として注目された。しかしプロ志望届を提出せずJR東日本に進むと、体を作ってストレートの球速が153キロを記録するまでになった。
実戦の登板は少なかったが、今年の夏から登板が増え、都市対抗予選の大阪ガス戦では7回0/3を6安打7奪三振2失点に抑える好投を見せていた。
阪神は地元の黒原投手に春から注目をしており、ハズレ1位、2位の候補の筆頭と見られるが、隅田投手も含めて大学生左腕投手の評価が高まっており、ハズレ1位でも重複する可能性も出てきている。そこで山田投手など指名候補を増やしているいるものと見られる。

翌19年、JR東日本に入社。太田龍(20年、巨人D2位)、伊藤将がいたことで昨年までは公式戦で投げる機会は少なかったが、2人がプロ入りした後、エースとして頭角を現した。先発した9月8日のJFE東日本とのオープン戦は、阪神の和田豊球団本部付テクニカルアドバイザーも視察。同23日の都市対抗東京都2次予選の東京ガス戦では阪神を含む10球団のスカウトが見守る中、7回0/3を6安打2失点、7奪三振の力投を披露した。
ある球団のスカウトは「阪神はJR東日本出身の伊藤(将)が1年目から活躍していることもあって、山田投手も早くから熱心に視察していた」と話す。今季、先発ローテ左腕は伊藤将と高橋だけ。救援も及川は来季以降、先発に再挑戦する可能性があり、岩崎、岩貞は来季31歳になる。後継左腕獲得は急務だ。
コメント
阪神は、MLBへ流出危機のあるスアレスの後釜として
ドラフトで即戦力の抑え投手を獲得すべきだと思います。