阪神はドラフト前日のスカウト会議を開き、矢野監督、谷本球団副社長、蔦村球団本部長、畑山総括スカウトなどが出席して、約1時間半の話し合いをした。
1位指名決定は当日
畑山統括スカウトは、「競合うんぬん関係なしに、一番欲しい選手を指名したい。」と話し、全体の人数について、「人数は流動的です。欲しい選手が残っていれば若干増えるかもしれないし、そうでなければ打ち切る可能性もある。育成も含めてですね」と話した。
ドラフト指名リストは約70人に絞り込み、「今年は例年以上に他球団もリストアップが少ないと思うし、うちも当然例年よりリストアップ選手が少ない中からの選択になる。シミュレーションも今の段階では非常に難しい状況」と話す。ポジションについても、「ドラフトの流れもあるが、その中で投手野手できれば両方とりたい。チーム構成も考えながら、ユニホームを脱ぐ選手も野手の中に何人かいるし、そのへんも考えながら」と話した。
阪神はドラフト1位指名は監督が決めることが慣例となっている。矢野監督は1位指名選手について、「いえいえ、まだ。最後まで考えます。ドラフトはドラマ性もあるし、ファンの方も指名される選手もドキドキ、楽しみってのもやっぱりあると思うので」と話し、まだ決定していない事を明らかにした。
その上で、高校BIG3や大学生左腕投手に好選手がそろっている状況を聞かれると、「名前の挙がっている投手はみんないいよ、やっぱり。高校生の3人も素晴らしいし、大学生の左投手たちも素晴らしいし。これは本当に難しい」と話した。
抽選となった場合は矢野監督がくじを引く。

会議後にオンライン取材に対応した矢野監督は「いえいえ、まだ。最後まで考えます。ドラフトはドラマ性もあるし、ファンの方も指名される選手もドキドキ、楽しみってのもやっぱりあると思うので」と1位指名の選手について未決定であることを明かした。
リスト全体では約70人まで絞ったとし、「今年は例年以上に他球団もリストアップが少ないと思うし、うちも当然例年よりリストアップ選手が少ない中からの選択になる。シミュレーションも今の段階では非常に難しい状況」と畑山統括スカウト。左投手の獲得について質問された際には「ドラフトの流れもあるが、その中で投手野手できれば両方とりたい。チーム構成も考えながら、ユニホームを脱ぐ選手も野手の中に何人かいるし、そのへんも考えながら」とした。
1位指名について公表することはなかったが、畑山統括スカウトは「競合うんぬんは関係ない」と断言。競合を覚悟で評価の高い選手を1位入札する方針だ。抽選となった場合は矢野監督がくじ引き役を担う予定。昨年ドラフトで4球団競合の末に近大・佐藤輝の交渉権を引き当てた強運に託す。矢野監督は「ファンの人もいいドラフトだったとワクワクするようなドラフトになれば」と話した。
矢野監督は「いえいえ、まだ。最後まで考えます。縁とか、他球団がどう指名してくるかもある。名前が挙がっている選手は誰が見てもポテンシャルのある選手。全員欲しいような素材には間違いないと思います」と煙幕を張った。畑山スカウト統括も「競合関係なしに一番欲しい選手を指名していきたい」と言ったものの、具体名には触れなかった。
コメント
ブライト選手みたいに、トリプル3が将来狙えるような選手が居たらワクワクします。