阪神が今年のドラフト会議の指名候補に、立教大の山田健太選手をリストアップしていることがわかった。
二塁手
阪神はここ数年はポスト鳥谷として遊撃手の候補を補強してきたが、昨年に中野拓夢選手がルーキーでショートを守って活躍を見せ、ようやくポジションが埋まった。
しかし、二塁手の糸原健斗選手が、守備範囲などに厳しい評価を受けるようになり、小幡選手、木浪選手、熊谷選手、そして巨人から獲得した山本選手などを交代で起用するようになっている。また、右の内野手が最も若くて熊谷選手とスイッチヒッターの植田選手の26歳と、その下の若い層に選手がいない。
そして、その二塁手の候補として、立教大の山田健太選手をリストアップしていることがわかった。山田選手は愛知県出身だが、大阪桐蔭高校でプレーし甲子園春夏連覇に貢献すると、立教大でも二塁手としてここまでリーグ通算7本塁打を記録し、71安打と現役最多の安打を記録している。
今年3月に行われる予定だった、侍ジャパントップチームの台湾との強化試合にもアマチュアから選出される予定など、アマチュア屈指の強打の内野手として評価されている。
この山田選手には14日に阪神の和田TA、宮脇アマスカウト編成ディレクター、畑山アマ統括スカウトの3人が視察し、その前でヒットを打った。それ以前も幹部クラスが継続的に視察をしておりマークしていた。
打撃のある二塁手として他球団からの評価も高く、ドラフト会議では2位以上での指名となりそうで、阪神は補強ポイントの山田選手をどこまで評価していくのか、今年はドラフト1位候補が少ないと言われる状況で、補強ポイントを優先した指名をするならば、ドラフト1位での指名の可能性が十分あると見られる。



阪神は早くからその実力を高く評価してきた。編成部門の幹部が継続的に視察。14日の早大戦では和田テクニカル.アドバイザー、宮脇アマスカウト編成ディレクター、畑山アマ統括スカウトの3人が視察する前で、安打を放ちアピール。開幕当初は不振だったが、翌15日も先制打を含む2安打を放つなど、激しい優勝争いの中で本来の力を発揮した。
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