沖縄大の150キロ右腕・仲地礼亜投手に12球団30人スカウト視察、ソフトバンクGM補佐「完成度高い」

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昨年の大学野球選手権で1失点完投の素晴らしい投球を見せ、今年のドラフト候補として注目される沖縄大の仲地礼亜投手に、12球団30人のスカウトが視察に訪れた。

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149キロ

仲地礼亜投手は、どの球が飛び抜けて良いという単品の良い投手ではなく、キレのあるストレートをインコースにしっかりと投げきり、カーブなどの変化球を良いところに配球する総合的な投球が魅力の投手。

昨年秋は148キロが最速だったが、この春までに最速は151キロに到達しており、この日は、昨年よりも力強くなった体から力強い球を投げていた。しかし、序盤はフォームにやや力が入り、力が球に集中していないような感じで、3回までに宮崎産業経営大に3失点、苦しい投球となった。

それでも4回くらいから良くなってくると、5回にはこの日最速の149キロで4番から空振り三振を奪い、7回には犠牲フライで1点を失ったものの、ギアを入れ直して148キロのストレートで三振を奪ってその後のピンチを立った。

9回を投げて131球、4失点をしたものの、10個の三振を奪う力投を見せた。後半の粘りがチームにも伝わり、9回に一挙3点を奪って5−4で逆転勝利した。

視察した福岡ソフトバンクの小川GM補佐は「体の強さを生かした投げ方をしている。完成度が高い投手」と評価した。

昨年の大学野球選手権では、初戦の名城大戦に敗れたものの、8回6安打8奪三振1失点の好投に、視察していたプロのスカウトも驚きを見せていた。リーグ戦では8回コールドで18奪三振を記録するなど、九州を代表する好投手として注目されるようになった。

九州地区大学野球リーグの南部九州ブロックの決勝リーグとして、まずは1勝を挙げた沖縄大、鹿屋体育大、東海大九州キャンパスとの戦い制して再び大学野球選手権に出場すれば、仲地投手の投球に再び注目が集まることになりそうだ。

 

「沖縄の夢」10K完投、仲地礼亜 ー 西日本スポーツ紙面

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