阪神が広陵の左のスラッガー・真鍋慧選手をリストアップしている事がわかった。
獲得するならドラフト1位指名
阪神が、高校通算50本を超すホームランを放つスラッガー、広陵の真鍋慧選手をリストアップしていると、日刊スポーツが報じた。190cm90kgの左のスラッガーで、フルスイングというよりはバットコントロールもあり、センター前ヒットなどのイメージもできる選手。
2022年、2023年のセンバツで甲子園に出場しているが、6試合で打率.476を記録しており甲子園との相性もよく、また4月に行われた侍ジャパンU18代表候補強化合宿では木製バットでも快音を連発していたという。ファーストで出場しているが、フィールディングの良さや身のこなしの良さも評価されており、投手としても142キロを記録する肩もあることからサードなどでの起用も考えられ、練習ではサードを守っているという。
阪神はドラフト1位指名を1年おきに即戦力と将来性を交互に、結果的に指名しているが、昨年は即戦力のスラッガー・森下翔太選手を指名したこともあり、今年は将来のチームのことを考えた指名が有力と見られる。(昨年も最初の1位指名は浅野翔吾選手)
しかし、昨年は右のスラッガーを獲得していることや、2020年には左のスラッガー・佐藤輝選手なども獲得していることなどから、今年については左のエース候補で球団のスカウトも注目する大阪桐蔭の前田悠伍投手が有力ではないかと見られていた。
しかし記事では真鍋選手や前田投手の他にも花巻東の佐々木麟太郎選手や九州国際大付の佐倉侠史朗選手もリストアップしているとあり、打つ方の将来性のある選手の指名の可能性もある。ここに挙げられた選手は他球団も獲得を目指しており、前田投手や真鍋選手はドラフト1位指名でないと獲得はできないと見られる事から、最終的に球団が投手を指名するか打者を指名するかの決断が必要となる。



真鍋の他にも、世代NO・1左腕の大阪桐蔭・前田悠伍投手(3年)や、同じ左の大砲として高校通算130発間近の花巻東(岩手)の佐々木麟太郎内野手(3年)や九州国際大付(福岡)・佐倉侠史朗内野手(3年)ら将来の有望株も上位候補に挙がる。真鍋も夏の大会の活躍次第では争奪戦になる可能性も十分にある。虎の未来を担う大砲候補の獲得へ、慎重に調査を続ける。
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