京都国際の１４３キロ左腕・杉原望来投手に阪神・ヤクルト・巨人など７球団視察、日本ハムスカウト「伸びがある」

春季高校野球京都大会は準々決勝が行われ、プロ注目の左腕投手・京都国際の杉原望来が登板し、阪神、東京ヤクルト、北海道日本ハムなど7球団のスカウトが視察に訪れた。

プロ野球にいきたい

杉原望来投手は173cmの左腕投手で、躍動感あるフォームから最速143キロの速球を投げる投手。昨年のエース左腕で横浜DeNAにドラフト4位で指名された森下瑠大投手に続き、プロが注目をしている。

この日は日星との対戦で4回から2番手で登板すると、6回を2安打9奪三振無失点と素晴らしい投球を見せた。試合も1点ビハインドだったが、エースの投球に打線も促されて5-2で勝利した。杉原投手は「背番号１をもらっている以上、どんな場面で出ても抑えないといけないと思って準備していました」と話した。

この日は阪神、東京ヤクルト、北海道日本ハムなど7球団のスカウトが視察し、北海道日本ハムも武部スカウトは「真っすぐに伸びがある。気持ちがあり、楽しみな選手」と評価した。

杉原投手は「森下さんは、どんな場面でも抑えられるエースだった。僕も高卒でプロに行きたいです」と話し、卒業後はプロに進む意思がある。「夏は自分が出てきたら誰も打てないような球を投げたい」と話す。森下投手に続き、京都国際の左腕投手がプロ入りとなるか注目したい。

この日は、阪神やヤクルトなど７球団のスカウトが視察。日本ハム・武部スカウトは「真っすぐに伸びがある。気持ちがあり、楽しみな選手」と評価した。