阪神がドラフト5位指名のJR西日本・石黒佑弥投手に指名あいさつ、この1年の成長をスカウトが評価

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阪神はドラフト5位で指名したJR西日本の石黒佑弥投手に、畑山統括スカウト、山本スカウトなどが指名あいさつをした。高校卒4年目の今年の成長にスカウトが評価した。

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昨年は指名漏れ

石黒佑弥投手は星城高校からJR西日本に進み、昨年も高校卒3年目の150キロ超の球を投げる投手として注目されたがドラフト会議では指名漏れとなった。

高校卒4年目の今年は大学生のドラフト候補と同じ年齢となる。昨年の悔しさと、比較される大学生投手に負けないために、阪神の山本スカウトが「この1年で体も一回り大きくなった。直球もスピードアップして、カットボールのキレも上がっている」と評価したように、すべてにおいて成長した姿を見せた。その姿を確認し、阪神がドラフト5位で指名した。

とはいえ、大学生投手が1位2位で指名される中で、5位の指名となった。それでも「期待される順位。その期待に応える責任もある。野球の舞台では平等だと思う。あとは実力の世界。自分の力をつけて頑張っていこうかなと思っています」と話す。そして「変化球の面で、まだまだ自分の引き出しが足りない。配球面でも実力不足。吸収して、成長につなげていきたい」と話した。

「これから厳しい世界に入るので、もっと鍛錬しないといけないなという責任感がより出てきた」と話す石黒投手、昨年の指名漏れからの1年間、そして社会人の4年間は、心身ともに成長できたものだったと感じさせる。

阪神ではもちろん1年目から、先発、リリーフ、色々な場面で登板ができそうな投手だ。

2023年ドラフト会議指名選手一覧
2023年のドラフト会議は10月26日に行われ、支配下ドラフトが72人(昨年より+3人)、育成ドラフトが50人(昨年より−7人)の、合わせて122人(昨年より-4人)が指名されました。
2024年度-社会人投手-右投のドラフト候補リスト
ドラフト候補の評価や動画、みなさまのコメントを紹介します
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