阪神が、明治大の宗山塁選手をドラフト1位候補にリストアップしている。
高校時代もマーク
阪神の球団関係者は宗山塁選手について「守備は今でもプロでやっていける。これから1年追いかけていきたい」と話し、既にプロで通用すると守備力を高く評価していることがわかった。広陵高校時代にも注目をしていたが、大学に進学した宗山選手が更に成長し、今年もドラフト候補として、そしてドラフト1位候補に格上げして獲得を目指す。
阪神は昨年、木浪選手がショートで127試合に出場しゴールデングラブ賞とベストナインに輝く活躍を見せた。また昨年のドラフト会議では高校生遊撃手の山田選手、百崎選手を指名し、高寺選手や遠藤選手と共に次世代の遊撃手を育てる方針もある。
それでも宗山選手を狙う。チームでは早稲田大から2003年に自由獲得枠で獲得した鳥谷敬選手選手が、引退する2019年までチームの遊撃手や攻撃の起点として活躍し、15年にわたって長くチームを引っ張った。宗山選手も他球団スカウトが「獲得すればショートは向こう10年安泰」と話すように、鳥谷選手や埼玉西武の源田選手のように、今後10年はショートの補強を考えなくても良くなる選手と評価する。
大争奪戦が待っている。既に北海道日本ハムがドラフト1位指名の可能性がかなり高いことを話しており、東京ヤクルト、福岡ソフトバンク、広島、そして中日もドラフト1位候補として宗山選手の獲得を目指している。3月6日、7日の侍ジャパントップチームの強化試合にも選出されることが濃厚となり、今年1年間の獲得競争が本格化する。

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