阪神が福岡大大濠の柴田獅子投手をリストアップ、将来性で最上位評価も

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阪神が福岡大大濠の149キロ右腕・柴田獅子投手を、ドラフト上位指名候補としてリストアップしていることが分かった。

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二刀流

柴田獅子投手は186cm85kgの大型の選手で、投げては最速149キロの速球を投げ、夏の福岡工戦で5回参考ノーヒットノーランの圧倒的な投球を見せた。同校OBの山下舜平大投手に近い体格で山下2世とも呼ばれる。

また左の強打者としても注目され、高校通算19本塁打の長打力は、左打席からものすごいスイングで放たれたもので、二刀流として将来性が注目される選手だ。

九州担当の前田スカウトも夏の福岡大会前の7月に視察し、「コントロールも良い。スライダーも2種類あって、一通り投げられると思う。プロの世界に入ってもサイズ的にも全く見劣りしない」と評価していた。

阪神は柴田選手を、報徳学園の今朝丸裕喜投手と共に高校生投手の最上位候補としており、球団の指名方針が即戦力ではなく将来性優先となれば、1位で柴田選手が呼ばれる可能性もあるという。阪神は2021年も高校生右腕で長打力も評価された森木大智投手を1位指名しており、将来のチームのエース候補として育てている。

阪神は2019年に西純矢投手、2021年に森木投手と高校生投手の1位指名だったが、2022年、2023年は森下翔太選手、下村海翔投手と大学生の指名が続いている。そして昨年は高校生投手の指名はなく、今年は将来性重視の高校生の1位指名があるという見方もある。

基本的にはプロ1年目から計算でき、将来に渡って活躍しそうな関西大の左腕・金丸夢斗投手か、鳥谷2世の遊撃手・宗山塁選手がどの球団もドラフト1位指名の軸となりそうで、阪神もこの二人のうち1人を取れれば、来年の優勝はぐっと近くなるような印象もある。それでも将来を見据えて高校生の1位指名としていくかどうか、球団のフロント、そして最終的には監督が1位指名を決める阪神の大きな決断となる。

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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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