大体大・宮川将投手に阪神スカウト熱視線!

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 阪神と大体大のプロアマ交流戦が行われ、大体大はエース松葉貴大投手ではなく、右のエース・宮川将投手が先発すると、初回に味方の二つのエラーで2失点するも、一二三慎太選手をスライダーで空振り三振に斬って取った。2回以降は立ち直り無失点に抑えた。4回を投げて3安打2失点。

 この投球に阪神・畑山スカウトが「候補の1人。今日みたいな投球をどんどん出してくれればいい」と話し、また「春のリーグ戦のときよりも4、5キロ速かった。本人もプロ一本という姿勢でやっているので、気持ちが出ていたんじゃないかな」と春からの成長も評価した。

 5回からは松葉貴大投手が登板し3回で5安打を許すも無失点に抑えるなど総合力の高さを見せた。

大体大・宮川、虎ドラフトの“隠し玉” - デイリースポーツ:2012/08/13

 阪神が大体大・宮川将投手(21)を今秋ドラフトの“隠し玉”としてリストアップしていることが、12日、明らかになった。同投手はこの日、鳴尾浜で行われた阪神2軍とのプロアマ交流戦に先発。味方の失策がらみで2点を失ったが、最速145キロの直球とキレのあるスライダーで若虎を圧倒。球団は地元選手の発掘に力を注いでおり、“原石”の成長を注意深く見守っていく。

 ダイヤの原石が、若虎を相手にベールを脱いだ。今秋ドラフトの阪神の“隠し玉”でもある大体大・宮川が、最速145キロの直球とキレのあるスライダーで圧倒。失策も絡んで4回3安打2失点だったが、投げっぷりの良さは確かに光るモノを感じさせた。

 初回、味方の2失策が絡んで2点を失った。その直後、一二三を打席に迎えるとマウンドの姿が明らかに変わった。初球から直球で押し込み、最後は外角スライダーで空振り三振に仕留めた。腕が振れてきた二回以降は、打者に向かっていく姿勢を前面に0封。制球面などに課題が残るが、直球の勢いとスライダーのキレはファームの主力が並んだ打線にも十分、通用していた。

 畑山スカウトは「(ドラフト指名)候補の1人。今日みたいな投球をどんどん出してくれればいい」と目を細めた。大体大浪商時代から注目していた右腕だったというが、高校レベルでは内角に食い込むシュートと逃げるスライダーで抑えられていたため、評価が上がらなかった。

 この日は、直球の最速が145キロを計測し「春のリーグ戦のときよりも4、5キロ速かった。本人もプロ一本という姿勢でやっているので、気持ちが出ていたんじゃないかな」と畑山スカウトは言う。まだまだ伸びしろがありそうな右腕。秋のリーグ戦でも注視していく。

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