阪神スカウト会議、創価大・立石正広選手、早稲田大・伊藤樹投手など高評価し日米大学野球で密着マーク

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阪神は6月24日、兵庫県西宮市内の球団事務所でスカウト会議を開き、今秋のドラフト会議に向けた戦略について協議した。野手の目玉である創価大・立石正広内野手や、早稲田大・伊藤樹投手などを高く評価し、7月8日に開幕する日米大学野球選手権に出場する大学日本代表メンバーを、全国のスカウトがカバーして視察する方針を確認した。

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「今年のドラフトは大学生が中心」

球団関係者は「今年のドラフトは大学生が中心になる。しっかり見ておく必要がある」と話し、これまでのドラフト指名候補選手のリストアップの状況などから、大学生を中心としたドラフト会議での指名になると話した。

野手ではやはり創価大の立石正広選手がその筆頭候補となる。多くの球団が1位候補に挙げる大学球界No.1スラッガーは、阪神にとっても最重要の注目選手となっている。また、全日本大学野球選手権で2本塁打、打率.500と大暴れし、評価を急上昇させた東海大学の大塚瑠晏選手も注目株だ。走攻守三拍子そろった即戦力遊撃手として、レギュラーが固定できていない阪神の補強ポイントに合致する。

他にも、愛知リーグで通算100安打を達成した中京大学の秋山俊選手、今春の東都大学リーグで3本塁打を放った青山学院大学の小田康一郎選手、打てる捕手として評価の高い明治大学の小島大河選手、大型スイッチヒッターの仙台大学・平川蓮選手など、どれもプロの1軍で活躍が期待できるような選手が揃っている。

投手陣も豊作、早大・伊藤樹投手らを上位候補に

投手も大学生に候補が多く、侍ジャパン大学代表に注目選手が大勢選ばれた。阪神が上位候補に挙げる早稲田大学の伊藤樹投手をはじめ、最速152キロを誇る青山学院大学の中西聖輝投手、大学選手権でMVP級の活躍を見せた東北福祉大学の櫻井頼之介投手、亜細亜大学の齊藤汰直投手など、有力なドラフト候補がずらりと並ぶ。

そして、その大学生の注目選手が集結するのが、7月8日から北海道、新潟、東京の3会場で開催される日米大学野球選手権で、阪神は、この大会に全国のスカウトを入れ替わり立ち替わりで派遣し、有望株を徹底的に見定める方針を確認した。

6年ぶりとなる日本開催で、より綿密な視察が可能となる日米大学野球。常勝軍団を目指す阪神が、将来の猛虎を担う逸材をどのように評価し、どのようなドラフト戦略を描くのか。約4ヶ月後のドラフト会議へ向けて、その動きから目が離せない。

主な大学日本代表注目選手 プロフィール

  • 立石 正広(たていし まさひろ)選手
    所属:創価大学(4年)
    ポジション:内野手
    主な特徴や実績:今秋ドラフトの野手の目玉。大学球界No.1スラッガーと評される右の強打者。阪神も1位候補として高く評価。
  • 伊藤 樹(いとう たつき)投手
    所属:早稲田大学(4年)
    出身高校:仙台育英高校
    主な特徴や実績:阪神が上位候補に挙げるプロ注目右腕。2025年春季東京六大学リーグ戦でノーヒットノーランを達成し、早稲田大学の3季連続優勝に貢献。
  • 大塚 瑠晏(おおつか るあん)選手
    所属:東海大学(4年)
    ポジション:内野手
    主な特徴や実績:2025年全日本大学野球選手権で打率.500、2本塁打と活躍し評価が急上昇したプロ注目遊撃手。阪神の平塚スカウトからも高く評価される。
  • 秋山 俊(あきやま しゅん)選手
    所属:中京大学(4年)
    ポジション:外野手
    主な特徴や実績:愛知大学リーグで通算100安打を達成した左の強打者。大学選手権でも活躍。
  • 中西 聖輝(なかにし まさき)投手
    所属:青山学院大学(4年)
    出身高校:智弁和歌山高校
    主な特徴や実績:最速152キロを誇る本格派右腕。有力なドラフト候補の一人。
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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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