関西学生リーグでは伝統の同立戦(同志社vs立命館)が行われ、1番ショートで出場した金子侑司選手が4打数3安打にホームランも放ち、学生野球の有終の美を飾った。阪神・池之上スカウト課長は「華のある選手。有終の一発を見せてくれた」と話しスター性を評価した。
金子選手は昨年秋は打率.333を記録したものの今年は春季が.217、そして今季も.220と低迷し打撃に苦しんだ1年だった。しかし、遠投110mに50m5.7秒の抜群の運動能力と遊撃手でのしなやかな守備にプロのスカウトは評価を変えず、阪神や埼玉西武など9球団から調査書が届いた。デイリースポーツによると埼玉西武がドラフト上位候補としてマークしているようだ。
打撃に関しては、まだ1年間を通して好成績を残すのに苦労しているが、安定した守備と足は間違いはない。プロで打撃を上げれば、ショートのレギュラーとして十分活躍できる選手だと思う。
- 大学生内野手のドラフト候補一覧!
今秋のドラフト会議で上位氏名が濃厚と見られる立命大の遊撃を守る金子侑司内野手(4年)は“ポスト中島”として西武が上位候補で評価する、三拍子そろった逸材だ。
22日にわかさスタジアム京都で行われた同大との最終戦では阪神・池之上スカウト課長と畑山スカウトが視察する前で4打数3安打。五回には貴重な右越えソロを放ち勝利に貢献した。2位でシーズンを終え「今年は結果が出ず苦しんだが、最後に打ててよかった。少しは気持ちよくドラフトを待てると思う」と大学野球を締めくくった。
6月の全日本大学野球選手権大会は初戦負けしたが、人生初の全国大会を経験して成長。阪神・池之上スカウト課長は「華のある選手。有終の一発を見せてくれた」と高評価。阪神、西武など9球団から調査書が届き、上位で消えることになりそうだ。
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