2022年、現役ドラフトの指名順が判明

プロ野球ニュース

昨日行われた第1回となる現役ドラフト会議の、12球団の指名順が明らかになった。

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1番人気は日本ハムの古川投手

現役ドラフト会議は、一番最初に指名のは、最も指名したい選手を出した球団からとなる。今回は古川侑利投手が一番票を集め、北海道日本ハムからの指名となった。

その日本ハムは、若手中心のチームらしく3年目の松岡洸希投手(埼玉西武)を指名する。稲葉GMは「スリークォーター右のフォームから、強いボールを投げられるのが魅力。若いですしまだまだ伸びしろがあると思っている」と話した。

次は指名された埼玉西武が指名をするが。外野手が補強ポイントの西武は阪神の9年目・陽川尚将選手を指名、渡辺GMは「打撃面での活躍を期待している」と話した。

指名された阪神は福岡ソフトバンクで実績のある大竹耕太郎投手を指名。こちらも補強ポイントとしていた左腕投手を指名する。ソフトバンクは1番人気だった日本ハムの古川侑利投手を指名し、ここですでに指名をしている北海道日本ハムに戻り、流れが一度止まる。

次に指名をするのは最初の12球団の投票の得票とウェーバー順で広島となった。広島は巨人の左腕・戸根千明投手を指名する。松田オーナーは「ドラフト会議に時に巨人が指名していなかったら、うちがいっていた」とアマチュア時代から獲得を狙っていた投手だった。

巨人は東北楽天のオコエ瑠偉選手を指名、こちらも外野手を補強ポイントとしており、ドラフト会議では1位で高松商の浅野選手、2位で慶応大の萩尾選手と2枚の外野手を指名したが、さらに外野手を加えた。原監督は「新たな制度のもと、チームの補強ポイントを埋めることができる有力な選手を獲得することができました。オコエ瑠偉選手にはジャイアンツの一員として、今まで以上の活躍を見せてくれることを期待しています」と話した。

指名された東北楽天は広島の正隨優弥選手を指名、主軸を打つ和製大砲を求めており、その可能性がある選手を指名した。

ここですでに指名をしている広島に戻り、再び、得票とウェーバー順から中日からの指名となる。中日は横浜DeNAの細川成也選手を指名、打撃が課題のチームだが、立浪監督の血の入れ替えが進む中で、外野の強打者候補として指名をした。

横浜DeNAは中日の笠原祥太郎投手を指名する。左腕王国ではあるが故障もあり、またリリーフで投げられる左の投手として、砂田選手をトレードで放出していた。

ここで再び流れがもどり、次は千葉ロッテの指名となった。そのロッテはオリックスの大下誠一郎選手を指名すると、オリックスはヤクルトの渡邉大樹選手、そしてヤクルトは千葉ロッテの成田翔投手を指名し、12球団の1巡目指名が終わった。

2巡目については希望した球団があったものの、出す選手との関係で条件が揃わず、1巡目のみで終了した。

なかなか難しいルールで進められたが、12球団ともにチーム内で期待されていた選手が出てきた印象で、「欲しい選手を指名するのは、良い選手を出さないといけない」と人選に苦労をしていた。

ただし、楽天の石井GMからは「必ずやらなければならないことか」と疑問の声も聞かれ、これについては、移籍した選手の活躍がその答えになる事になりそうだ。球団を変えて活躍することで、この制度が今後も続いていくか、また、1巡目で終わらず2巡目、3巡目でさらに多くの選手が移籍し、活性化していくことになる。また、現役ドラフトの前に、育成契約にしてしまうなど、FAの人的補償対策のような動きもそれについては今後の課題となる。

2022年、現役ドラフト会議指名選手一覧
2022年の現役ドラフト会議は12月9日に行われ、12球団12人の選手が指名され、1巡目で指名が終わりました。
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コメント

  1. リストに出す選手は指名制なんだから、現役ドラフトの前に育成契約を増やすことになんの意味があるのか。
    FAの際の人的逃れと一緒くたにしてミスリードしてる

  2. この結果から、各チームが現役ドラフトに取り組む姿勢がわかった。
    オリックス、ヤクルト、ロッテは避難されるべき。

  3. ハムの古川が一番票を集めたと断定するのは間違いです。
    ハムが一番票を集めたのは事実ですが、それはハムがリストにあげた2人以上の選手への合計票が1位だったという意味です。
    スポーツ報知に4人リストにあげた球団もあったとありましたが、もしそれが日本ハムだったとしたら集票のための戦略が当たったと言えそうです。