DeNA、元巨人の中井大介選手、BC富山・古村徹投手を獲得

横浜DeNA球団ニュース

横浜DeNAは、トライアウトに参加していた元巨人の中井大介選手を獲得する方針を固めた。

トライアウト参加

中井大介選手は宇治山田商から2007年の高校生ドラフト3位で巨人に指名され、ショート以外の内野や外野を守り、4番にも入ったことがある。しかし今季は70試合で打率.186、6打点に終わり戦力外となっていた。

この日のトライアウトでは前ヤクルトの成瀬投手から2ベースヒットを打ち、「この先はどうすることもできないので、いい話を待ちたい」と話しオファーを待つ。まだ28歳と若く、ユーティリティプレーヤーとして複数の球団が興味を示しているというが、横浜DeNAが近くオファーをする。

横浜DeNAは今季はセカンド、ショートの固定ができておらず課題とされており、特にセカンドは長年の課題となっている。しかし、今年41本塁打を記録したソト選手や、打撃もある倉本選手、守備に定評のある柴田選手などがおり、またドラフト会議ではパンチ力のある伊藤裕季也選手も獲得をしている。非常に厳しいポジション争いとなる事が予想される。

レギュラーを獲得するには相当な成長が必要となるが、ユーティリティプレーヤーとしていろいろな場面で出場できれば、チームにも中井選手にも良い補強となりそうだ。

古村投手も

また横浜DeNAは、2014年に戦力外としていた古村徹投手を再獲得する方針を固めた。古村投手は2011年のドラフト8位で指名されたものの、3年間で戦力外となっていた。

しかし2016年に、四国アイランドリーグの愛媛マンダリンパイレーツで再びプレーをスタートさせると、今年はBCリーグの富山に移籍し、伊藤智仁監督の指導などで球速が150キロを記録するなど成長を見せていた。DeNAは左のリリーフとして期待をしている。古村投手は5年ぶりの古巣への復帰となる。

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トライアウトでアピールした中井は「この先はどうすることもできないので、いい話を待ちたい」と語った。同一リーグのDeNAはまだ28歳と若く、内外野の全ポジションを守れる万能さを評価。近く正式に獲得のオファーを出すとみられる。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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