札幌大谷・西原健太投手が星稜を1安打8奪三振完投

西原健太, 札幌大谷高

明治神宮大会は札幌大谷の優勝で幕を閉じた。エースの西原健太投手が星稜打線を9回1安打に抑えた。

短期間で成長エース

優勝した札幌大谷のエース・西原健太投手は、184cm90kgのしっかりとした身体があり、ストレートの最速は142キロを記録する。しかし北海道大会では準決勝で1回2/3を投げて4失点、決勝も2回0/3を投げて4失点していた。

その大会後に系列の札幌大谷大の神田監督に、右膝が前に出ていると指摘を受けて修正をすると、この明治神宮大会では龍谷大平安戦で7回5失点も好投を見せ、そしてこの日は、強打の星稜打線を9回1安打8奪三振、スクイズによる1失点のみに抑える投球を見せた。

札幌大谷高校は中学、大学と一貫教育をしており、野球部も中学、高校、大学のグラウンドが3面併設されている。中学では札幌大谷シニアがあり、今大会のスタメン6人がそこの出身、高校では元NTT北海道の船尾監督と、駒大苫小牧で2004年、2005年の夏の甲子園で連覇したメンバーの五十嵐部長が指導し、大学も神田監督が指導する。シニアは2016年に全国大会しており、大学は来年春に1部に昇格する。中学・高校・大学の指導者8人が指導方法や選手の情報を共有する。野球でも一貫教育をしている。

来年は初の甲子園に出場する。その前に明治神宮を制し、大きな勲章を手に、中学・大学も人気が高まっていきそうだ。西原投手も来年はさらに球速を上げ、センバツでは注目投手となってほしい。

この優勝により北海道にセンバツ出場の枠が一つ増えた。準優勝の札幌第一にセンバツ出場当確のランプが灯った。

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中高一貫教育が実った。西原や7回に逆転打を放った北本らスタメン6人が札幌大谷中出身で、札幌大谷シニアで16年春、夏に全国大会出場。引退後から高校の練習に参加し、うち3人は1年春からレギュラーと経験豊富だ。北本は「ずっと一緒で仲がいい。今日も焦る場面でいつも通り笑顔だった」と言う。
指導陣は来春から札幌六大学1部に昇格する札幌大谷大も含め、8人が情報共有して育成にあたる。

最速142キロの右腕は北海道大会準決勝で1回2/34失点、決勝も2回0/34失点で降板。大会後、系列の札幌大谷大・神田監督から右膝が前に出る点を矯正されて復調した。今大会は龍谷大平安戦で7回5失点も、この日は1安打4四死球、8三振、スクイズによる1失点で投げきった。

エースらしい最高の投球だった。この日最速140キロの直球は球速以上の威力で打者を押し込み、チェンジアップでもほんろう。失点は五回のスクイズによる1点のみで「あっという間でした」と頂点を極めた1時間36分を楽しんだ。


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