東京ヤクルト・小川泰弘投手が14勝目、巨人・菅野智之投手は12勝で足踏み

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 東京ヤクルトのドラフト2位ルーキー・小川泰弘投手が阪神打線を完封し、14勝目を挙げた。

 バレンティン選手が1シーズン最多本塁打記録を塗り替えたこの日、小川泰弘投手も快投を見せて花を添えた。ストレートは140km前後ながら低めへの伸びる球で、フォーク、チェンジアップなどで打たせてとり、9回を6安打5奪三振で堂々の完封勝利だ。これで14勝4敗、勝ち星は広島・前田健太投手と並び、防御率2.80はセリーグ4位となった。

 この日行われた巨人vs広島戦でここまで12勝を挙げ新人王を争う菅野智之投手が先発するも5回9安打5失点で敗戦投手となった。また前日の試合では阪神のドラフト1位ルーキー・藤浪晋太郎投手が登板し7回1/3を2失点と好投を見せたが、味方投手が阪神打線を抑え勝利を許さなかった。

 これで菅野投手に勝利数で再び2つ差をつけた。リーグも終盤戦に入り、ここ数年で最も激しかった新人王争いも、あと登板機会は2~4試合で終わる。小川投手があと1勝すれば新人王当確となりそうだ。

 祝福ムードが包むマウンドで、ライアン小川が躍動した。初回にバレンティンの日本新記録となる56号2ランなどで3点の援護をもらった。「阪神ファンも拍手でたたえていて、スタジアムの一体感を感じる中で、投げられることに喜びを感じた」。1四球といつも以上に制球がさえ、14勝目を3度目の完封。4番の偉業に花を添えた。

 「勝利の法則」が完成しつつある。登板した日は、この日の2本を含めバレンティンは16本の“援護弾”。「3人で抑えて要所も締めれば、いい流れでバレンティンに回って打つ確率が上がる。抑えるところを抑えられたと思う」。過去2敗だった阪神を散発6安打に封じ、流れを呼び込んだ。

 今季、何度も援護弾を放ってくれたバレンティンの新記録達成をルーキー小川が今季3度目の完封で祝福した。今季2戦2敗だった苦手・阪神を散発6安打に抑えた。 「阪神にはやられっぱなしだったし、絶対に勝つという気持ちで向かっていった結果です」

 初回にバレンティンが56号2ラン。「阪神ファンも拍手してスタンド、グラウンドに一体感があった。チームメートの大記録は素直にうれしい。喜びを感じながら投げました」。この日も2本塁打した主砲は、小川が投げた試合で16本塁打。「本当によく打ってくれる」と感謝した。

 前田健との初対決は、菅野の完敗に終わった。5回9安打5失点で5敗目。「堂々としてさすがエースだなと思った。打席でも投手の僕に抜くことなく150キロ。手が出なかった」と1歳上の右腕に脱帽した。

 気合は空回り。バント処理でミスを繰り返した。初回はジャッグル、2回は捕球後に転倒。投球でも2回までの5安打は全て初球のスライダー系を狙われた。広島戦はここまで3勝0敗、防御率1・65と得意だったが「考えていたことと、やったことが一致しなかった」と反省した。

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