広島・鈴木誠也選手が1軍初ヒット、巨人・今村信貴投手も5回1失点と好投、失意のドラフトを経験した球団の意地のドラフト2位選手が成長

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 広島のドラフト2位ルーキー・鈴木誠也選手が1軍で初ヒットを放った。また巨人の2011年ドラフト2位・今村貴信投手も好投を見せた。二人には共通点がある。

 鈴木誠也選手は二松学舎大付出身で、高校時代は147km/hの速球を投げる投手として、また高校通算43本塁打を放ちつなど打撃センスでもプロが高い評価をしており、ドラフト会議では複数球団がドラフト2位指名での獲得を目指していた。

 1軍に昇格してここまで2試合は代打で出場するもヒットは生まれなかったが、3試合目となったこの日、4回2アウト1,2塁の場面で代打で登場すると、こちらも太成学院大高出身の2年目で1軍初先発となった巨人・今村信貴投手からタイムリーヒットを放った。高い野球選手を持つ選手として今後も壁に当たりながら成長していくだろうが、その成長スピードがものすごく早い。本当に楽しみな選手だ。

 また今村信貴投手も最速144km/hを投げ5回を6安打1失点に抑えて好投を見せた。鈴木選手と今村投手、共通点は球団の意地のドラフト2位選手ということだ。

 2011年のドラフト会議、巨人はドラフト1位で相思相愛だった菅野智之投手に北海道日本ハムがまさかの指名で獲得できず、外れ1位で松本竜也投手を獲得したものの、原監督をはじめガックリとした雰囲気が漂っていた。そこで建て直しとして2位指名したのが今村貴信投手、菅野投手がダメなら左腕投手の強化へ、と指名した投手だった。

 2012年のドラフト会議、広島は1位で単独指名を狙い森雄大投手を指名したが東北楽天がまさかの指名で獲得できず、外れ1位でも増田達至投手を抽選で外した。高橋大樹選手を獲得したものの、やはり沈んだ雰囲気になっていた。しかし、そこで2位指名をしたのが巨人や北海道日本ハムなども2位指名を狙っていた鈴木誠也選手で、投手がダメなら野手の強化へ、と指名した選手だった。

この二人が共に1軍で活躍を見せ始め、左腕、野手としてチームを引っ張る存在となりそうだ。これだからドラフト会議はおもしろい。

  真っ赤に染まった秋晴れのマツダスタジアム。スタンドが最高潮の盛り上がりを見せた。同点の8回、打者10人攻撃で一気に4点を勝ち越し。9回にミコライオが3点を失いながら逃げ切り、昨年4月以来の巨人3連戦3連勝。今季初の6連勝を飾った野村監督は「勝ってカブトのじゃないですけど、最後にオチがつくのがまだまだこのチーム」と戒めた。

 こう着した展開に風穴を開けたのは、19歳の新星だ。両軍無得点の4回2死一、二塁、代打に立ったのは二松学舎大付高からドラフト2位で入団した鈴木誠だ。ファーストストライクのスライダーを左前へはじき返し、プロ3打席目でうれしい初安打初打点。チームの高卒新人野手で1年目に安打と打点を記録したのは、99年の東出以来だ。

 初のお立ち台に上がり「昨日打てなかった(7回1死満塁で空振り三振)ので、絶対打ちたい気持ちで打席に入りました。1軍に今年上がるのを目標にやってきたので、ヒットはあまり考えてなかった」。15日に広島・廿日市市内の寮で顔を合わせた3年先輩の堂林から「俺は3打席目で打ったと言われたので、何とか打ちたいと思っていた」と会心の表情を浮かべた。

 今までにない感覚だった。5回2死、今村の144キロ外角直球に、キラのバットはピクリとも動かなかった。「こんなにストレートで押せるとは思わなかった。原監督に『思い切っていけ』と言われていたので、力強く腕を振ることができました」。沢村の中継ぎへの配置転換で手にしたチャンスで、5回6安打1失点の好結果。新星誕生を予感させる80球だった。

 「最初はすごい緊張した」と言うように、初回先頭の丸に四球、菊池に犠打、キラに四球を許した。そこでマウンドに集まった内野陣と川口投手総合コーチから「ファームでやってきたことをやればいい、と声を掛けてもらい、楽になりました」。145キロ直球でエルドレッドを遊ゴロ併殺に打ち取り、波に乗った。プロ最速の146キロを3度記録。4回に3連打で1点を失ったが、原監督は「ナイスピッチング。非常にけれん味のないというか、2年生でありながら、最初の先発で堂々と投げた。非常にいいスタートを切った」と絶賛した。

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