福岡ソフトバンクのドラフト1位・東浜巨投手、また6失点で2軍降格へ

福岡ソフトバンク球団ニュース 2012年ドラフトニュース

 各チームのルーキー達が活躍する中、昨年のドラフトで注目された投手の一人、福岡ソフトバンクのドラフト1位ルーキー・東浜巨投手が苦しんでいる。

 先日の試合で4回途中で6失点し、試合前の調整を変えるなどして望んだこの日の東北楽天戦だったが、3回に5失点するなど、5回8安打6失点と乱調、試合後に2軍降格が決定した。

 右肩や肘の不安があり球速が落ちていたものの、昨年のドラフトで、横浜DeNA、埼玉西武など3球団が指名し、福岡ソフトバンクに入団し、今年のシーズンで最も勝ち星が期待されていた投手だった。

 キャンプでは体力不足を指摘され、キューバ代表戦では2回7安打4失点と打ち込まれる場面も見せたが、その後のオープン戦では持ち前の打者との駆け引きで抑えていた。高校時代にセンバツで優勝し、大学でも1年目から活躍して通算35勝の実績を積んで、他の人から課題を指摘をされる場面も少なかっただろうが、プロに入りいろんな声が聞こえるようになってしまい、相手との駆け引きを楽しむような余裕を失っているようだ。

 正直言って球威は大学時よりも落ちている。しかし、140km/h前半ながらコントロール良く伸びるストレートは今でも魅力だ。大きなカーブ、スライダー、カットなど、打者を手玉に取るようなピッチングが持ち味だ。そのためには、相手を見下ろすような感じでなければならない。高校・大学の実績が通用しなくなった今、東浜投手はまずプロで実績を積み重ねなくてはならず、まずは2軍で余裕を持ったピッチングをして欲しい。

 「自分で自分の足を引っ張ってしまった。取られるべくして取られた。(変化球が)曲がり切れていないし、甘い」。初回、先頭の聖沢に二塁打を浴びると、続く藤田のバント処理で一塁へ悪送球。わずか9球で先制点を許した。2回も立ち直れず、ジョーンズの本塁打を含む5安打で5点を失った。

 今回はブルペンでの投球練習を登板前日から2日前に変更。オープン戦から続けていた調整方法を変えて臨んだ一戦だったが、チームの連勝を4で止めてしまったドラフト1位右腕。秋山監督も「(球を)操れていないというか、まだまだだな」と手厳しかった。

  デビューから2戦連続で大量失点だ。初登板初先発となった11日のオリックス戦(ヤフオクD)は、1回に満塁弾を浴びるなど大量5点を失い、3回1/36失点でKO。登板前日に行っていたブルペンでの投球練習を2日前に変更するなど調整を工夫したが、目に見える効果は出なかった。

 初回先頭の聖沢に左中間二塁打されると、続く藤田の投前の送りバントを一塁へ悪送球し、先取点を献上。自身のミスから失点し、追いかける展開となり「自分で自分の足を引っ張り、取られるべくして取られている」と猛省した。

 沖縄尚学高時代にセンバツ優勝、亜大時代は東都でリーグ新記録の22完封を含む35勝を挙げるなど、エリート街道を歩んできた。だが、続けてプロの洗礼を浴び、チームの連勝も4でストップした。試合後は秋山監督に呼び出され、2軍行きを通告された後、今後の課題などを話し合う反省会を開いた。指揮官も「まだまだだな。課題はあるね」と手厳しかった。

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