パリーグ連覇の西武・渡辺GM、「3年後には投手王国に」

埼玉西武球団ニュース

埼玉西武がパリーグで2連覇を果たした。今年は菊池雄星投手、浅村選手といった投打の主力が抜けた状態での優勝で、チームの編成力の強さを見せた。

渡辺GM

渡辺GMは西武の黄金時代のエースとして活躍、124勝を挙げている。その後、監督として6年間でリーグ制覇1度、Aクラス5度という成績を残し、フロント入りしてGMとしてチーム作りを続けている。そして、「選手の時は、あまり周りのことを考えなくても自分のことだけ考えて、チームが優勝したらいいなと思っていた。でも今は、選手や首脳陣、スタッフを含めて全部を見る立場。そういう意味では、その人たちが喜んでくれるし、何十倍も喜びがあるよ」と話し、GMとしての連覇の方が喜びが何倍も大きいと話す。

そのチーム編成について、埼玉西武は強力打線と共に、投手力が弱くバランスが良くないというイメージは、ここ数年、定着している気がする。しかし、昨年、今年とパリーグを制した。

「よく黄金時代より今の打線の方がすごい。ピッチャーは昔の方がすごいって言われるけど、そんなふうに感じたことはない。」と話し、「前半なかなかピッチャーが機能しなかったところで、途中から一気に来て。それにつられて投手陣が整備されてきた。」と話し、投手陣についても整備が進んでいると話す。

そして、「継続的に優勝争いするチーム。球団の思いとして、そういうチームをつくろうという旗印のもと、ここ5年間ぐらいやってきている。3年後には、投手王国のチームになると思っているんだ。」と話し、投手王国になる可能性があると話した。今年はニール投手の12勝1敗が光るが、高橋光投手が10勝、今井投手が7勝を挙げ、またルーキーの松本投手も7勝3敗で後半戦を支えた。ここ数年で指名してきたドラフト1位投手が勝ち星を挙げ始めている。

渡辺GMは「連覇することによってすごい自信になる。来年、もっと上に行くかもしれない。終盤に頑張れるチームは底力のあるチーム。どこも疲れている中で、勝っていけるチームは強い。そういう意味では強くなってると思うよ」と話す。

投手王国の構築のために、今年も投手のドラフト1位指名が有力だが、埼玉西武はFAで選手が出ていくチームでもある。秋山選手のFA移籍の可能性や、現在の主力選手も将来のFA移籍の可能性も考えながら、そろそろ次世代の野手の補強も必要になってきそうだが、どのくらい先を見ながらドラフト会議の指名をしていくのか、それによってどんな選手を指名していくのかが注目される。

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黄金時代の再来はなるのか。渡辺GMは近い将来、強打の西武が投手王国になると、意外ともいえる展望を明かした。

 「継続的に優勝争いするチーム。球団の思いとして、そういうチームをつくろうという旗印のもと、ここ5年間ぐらいやってきている。3年後には、投手王国のチームになると思っているんだ。連覇することによってすごい自信になる。来年、もっと上に行くかもしれない。終盤に頑張れるチームは底力のあるチーム。どこも疲れている中で、勝っていけるチームは強い。そういう意味では強くなってると思うよ」

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