千葉ロッテ・島孝明投手が引退発表、2016年ドラフト3位の153キロ右腕

千葉ロッテ球団ニュース

千葉ロッテの島孝明投手が引退を発表した。戦力外通告を受けた後、育成契約を打診されていた。

3年間

島孝明投手は東海大市原望洋高校時代に最速153キロの速球を投げ、甲子園には出場できなかったものの、2016年の侍ジャパンU18代表入りをした。その年のドラフト会議では千葉ロッテが3位で指名し、地元の剛腕として注目されていた。

しかし、プロ入りすると1年目の途中から制球難に苦しみ、フォームの改造などを行うにつれて持ち前の球速も出なくなってしまった。1軍に登板する事が出来ず今年のオフに戦力外通告を受けると、その後、育成契約の打診を受けていたが引退することを決めた。

今後は大学進学を希望しており、語学などを学び、新しい道へと進んでいく。

島投手のコメント
「千葉ロッテマリーンズファンの皆様、短い間でしたが熱い応援ありがとうございました。私、島孝明は引退することになりました。これまで応援してくださったファンの皆様にはとても感謝をしています。3年間という短い間でしたが、この世界でしか経験することができない貴重な時間を過ごせたと思っています。今後は、これまでとはまったく違った新たな道を進むことになりますがプロで得た経験を生かしていきたいと思います。皆様とはまたどこかでお会いすることができればいいなあと思っています。短い間でしたがたくさんの声援ありがとうございました」

2016年千葉大会では、1学年下の金久保優斗投手(2017年、東京ヤクルトドラフト5位)が主に先発をした後、島投手がリリーフで登板し、惜しくも0-1で敗れた木更津総合戦では7回途中から登板して2回2/3をノーヒットに抑える圧巻の投球を見せた。投げ合った木更津総合の早川隆久投手は来年のドラフト上位候補、チームの1学年上には今年のドラフト候補だった原田泰成投手がいた。

早い引退となったが、島投手の投球は、関係した選手に大きな衝撃を与え、その胸に鮮明に残っていると思う。

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