東京ヤクルト・小川泰弘投手が完封勝利、7勝目で菅野智之投手に並ぶ

東京ヤクルト球団ニュース 2012年ドラフトニュース

 東京ヤクルトの小川泰弘投手が広島との試合に先発すると、5安打5奪三振に抑えてルーキー初完封を記録した。

 140km/h前半のストレートだが足を大きく挙げるダイナミックなフォームで、ゆっくりとした流れからキレの良いストレートを投げる。フォークなどの変化球も低めに決まり、広島打線を寄せ付けなかった。

 ルーキー初完封を記録し、巨人・菅野智之投手にならぶ7勝目を挙げ、新人王とともに最多勝争いでもトップに並んだ。菅野投手は7勝2敗、防御率2.48に奪三振が84でトップ。小川投手は7勝2敗も防御率は2.96、奪三振数は51。新人王を獲るには菅野投手よりも多い勝ち星が必要となる。

 打線の援護が少ない最下位の東京ヤクルトだけに、小川投手の奮闘は素晴らしいと思う。東京新リーグのレジェンドはプロ野球でも快進撃をみせている。

 最後の打者を二飛に仕留めても、小川は表情を変えなかった。114球を投げ5安打5三振。12試合目でのプロ初完投初完封に「一人一人を全力で、一球一球を大切にと思って投げました。ホッとした」。和製ライアンと異名を取る男は、ベンチ裏でようやく笑顔を見せた。

 これで巨人の菅野に並ぶハーラートップタイの7勝目。今季のチーム初完投初完封、ルーキー最速の完封でもある。それでも「新人王争いというよりは一戦一戦、一生懸命やることが大事」と話すだけだった。

燕の起爆剤!ライアン小川、プロ初完封!  - サンケイスポーツ:2013/6/23

 派手なガッツポーズはない。もちろん、声を張り上げることも。小川が淡々とミットを目がけて独特のフォームで投げ込んだ。晴天の下での“ライアン・ショー”に口を開けた“鯉”が入れ食い状態に陥った。

 「ホッとした感じでした。疲れのピークを越えて、まだ投げられそうな感じでした」

 一回にいきなり招いた一死二塁のピンチを連続三振でしのぐと波に乗った。緩急を操り、三塁を踏ませぬ快投劇。七回二死一、二塁の場面も無失点で切り抜け、「油断したら負けると思って1球1球大切に投げた」と丁寧な投球でマウンドを守りきった。散発の5安打、114球で極上の鯉料理を完成させた。

 6月での7勝到達は球団の新人として最多。最下位からの巻き返しを図るリーグ再開戦を、チーム今季初の完投&完封勝利で飾った。大豊作の今季新人にあっても完封劇は一番乗りだ。小川の前回登板(15日、対オリックス)以来となる勝ち星に、小川監督も「もう小川とバレンティンに尽きます。(出来が良くて)コメントのしようがないね」と脱帽した。

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