盛岡大付・去石晴希投手が5打数5安打、常葉菊川2年生が好投

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 センバツ大会に出場する高校が徐々に兵庫県に集まってきている。兵庫県や近畿地方のチームと練習試合を行いながら、22日を迎えている。

 盛岡大付高校は、立正大淞南、関西学院と2試合の練習試合を行い、立正大淞南には1-3で敗れ、関西学院には13-5と勝利した。プロ注目の186cmの大型選手・去石晴希選手は立正大淞南戦ではチャンスに併殺打を打つなどノーヒットに終わったが、関西学院戦では反省を踏まえて5打数5安打を記録した。

 「ゆっくりタイミングを取ることだけを意識して打った」と話した去石選手、甲子園での活躍次第でドラフト候補になる可能性がある。爆発を期待したい!

 常葉菊川は甲子園に向けて出発前に豊川高校、藤沢翔陵高校と練習試合を行った。結果はエース・堀田竜也投手が制球を乱し、9回を投げて13安打9失点と大乱調、打線も7安打を放ったものの1点しか奪えず、1-9で敗れた。センバツ前に不安を残す結果となってしまった。

 しかし、藤沢翔陵戦ではベンチ入りを果たした新2年生・渡辺尚輝投手が登板すると、9回7奪三振で高校初完封を記録、センバツに向けて頼もしい存在となりそうだ。渡辺投手は175cm70kgの右腕で昨年秋の登板は無し。甲子園でどんなピッチングを見せるのか楽しみだ。

  打てなかった悔しさをバットにこめた。2試合目の関西学院戦で盛岡大付の去石が大活躍。5打数連続安打に「ゆっくりタイミングを取ることだけを意識して打った」と振り返った。

   1試合目は昨夏の甲子園で敗れた立正大淞南との雪辱戦も1―3と逆転負け。去石も1―0の6回1死一、二塁に遊ゴロ併殺打と好機を生かせなかった。試合後に関口清治監督(35)から「気持ちが弱いんだ」と一喝されて発奮。すぐに結果を出し、指揮官も「そういう気持ちで(バットを)振ってくれればいい」と評価した。

  変化球が決まらなかった。堀田は制球に苦しみ、2回に満塁と攻められると内野手がタイムリーエラー。4回にもミスがからんで3失点すると、6回には5安打を集中され、菊川得意のビッグイニングを逆に作られた。打線も3投手のリレーの前に抑え込まれ、「戦闘態勢に入っていない」と森下知幸監督(51)。松木大輔主将(3年)も「重症です」と頭を抱えた。

 中略   ほぼ主力メンバーで臨んだ藤沢翔陵戦は0―0で引き分けたが、背番号10の2年生右腕・渡辺尚輝が7奪三振で初完投、“初完封”と結果を出した。3回1死三塁や4回1死一、二塁のピンチを粘り強く抑えると、6回からエンジン全開。9回も2者連続三振で締めて、「体力的には余裕でした。甲子園へ向けて自信になります」と手応えをつかんでいた。

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