高校野球センバツ大会2日目の注目選手の評価、注目選手が本塁打記録

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 高校野球センバツ大会、2日目は、遠軽3-0いわき海星、鳴門2-1宇都宮商、聖光学院8-0益田翔陽、盛岡大付4-3安田学園、という結果だった。

遠軽3-0いわき海星

 遠軽のエース、前田知輝投手は174cm87kgというスタイルで、マウンドでも巨漢選手のような力強さを感じさせた。打者に背番号を見せるように軽いトルネードから投げられるストレートは130km/h前半から中盤だが重く、テンポ良く投げて3安打3奪三振で完封勝利を挙げた。今の所、ドラフト会議で指名という感じではないが、コントロールも良く、大学、社会人で重宝される姿が見える。

鳴門2-1宇都宮商

 鳴門高校のエース・板東湧梧投手の綺麗なフォームが印象的だった。ストレートは130km/h前半で、大体の球が小さく左右に動く。捕手のミットを最後まで投げ、コントロールされた球が投げられていた。4安打3奪三振1失点で完投した。すぐにプロという印象は無いが、このフォームで力を付ければ非常に面白い。

 対する宇都宮商は2番手で投げた背番号1の新井諒投手が144km/hを記録した。体重が乗っていくような流れるようなフォームでは無いが、ストレートは常時130km/h後半を記録し、大きなカーブでタイミングを外すことができていた。5回を3安打2奪三振1失点、敗れはしたもののプロも意識できる楽しみな投手。

盛岡大付4-3安田学園

 盛岡大付が10回目にしてセンバツ初勝利を挙げた。2年生エース・松本裕樹投手が大きく伸び伸びとしたフォームから楽に投げ、130km/h後半のストレートと大きなスライダーが目立った。8回2/3で6安打9奪三振3失点と好投、来年のドラフト会議の指名が十分考えられる投手だった。

 3番遊撃手の望月直也選手は守備では秋季大会11試合でエラー1つという堅実なプレー、捕ってから素早くスローイングをしており安定感があった。また打撃でも8回先頭打者でホームラン。外野フライかとおもわれる高い放物線の打球がレフト最深部のスタンド中段に飛び込んだ。強い身体とパワーがある選手だと思う。非常に楽しみな選手。

 安田学園は4番ファーストに入った深見俊介選手が4回に先制となる2ランホームランを放った。外角の緩い変化球を楽に引っ張りレフトスタンドへ放り込んだ。打席での雰囲気もある。夏に注目したい。

感想

 野手では聖光学院・園部聡選手、盛岡大付・望月直也選手が、投手としては宇都宮商・新井諒投手と、東北の2年生エース、聖光学院・石井成投手、盛岡大付・松本裕樹投手が印象に残った。

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