センバツ高校野球大会、3日目第2試合では菰野vs北照の試合が行われた。0-7と点差の離れた9回、菰野高校のマウンドに150km/h右腕・浦嶌颯太投手が登ると最速145km/hを計測、1回を無失点に抑えた。
浦嶌投手は1年生の時に150km/hを投げ注目されたが、その後「フォームがわからなくなった」と考えすぎるようになってしまい、ストライクが入らなくなってしまった。まじめで素直な性格なのだろう。
それでも甲子園で145km/hを記録し1回で1安打を許したが無失点に抑えた。スライダーがかなり手前でワンバウンドしてしまうなど制球に苦しんだものの、ストレートはコントロールされるようになっていた。もう少しだ。悩まず、最後の夏に思い切り腕を振って投げて欲しい。
対する北照高校はエース・大串和弥投手が8安打を許しながら7奪三振で無失点に抑えて完封、大きなカーブを武器にタイミングを外し、完全に大串投手のペースとなった。
攻撃では3番センターの吉田雄人選手が2ベースを含む3安打を放つと2盗塁を決め、秋季大会11盗塁の足を見せ付けた。守備でもセンターで広い守備範囲を見せた。遠投105mの強肩でもあり、このまま行けばドラフトで指名されることになりそうだ。
菰野 自慢の打線沈黙 151キロ腕は夏に向け復調投 - スポーツニッポン:2013/3/25
甲子園初勝利を逃したが、1年秋に最速151キロをマークした3年生右腕・浦嶌が9回から登板し1安打無失点、最速145キロをマークした。「このストレートでは全然ダメ」と自己採点は厳しいが、昨秋は右肩痛でほとんど投球できなかっただけに、夏へ向けて大きな収穫となった。
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