PL学園・6ヶ月の対外試合禁止処分、前野幹博選手、中山悠輝選手の高校野球が終わる

高校野球ドラフトニュース 2013年ドラフトニュース

 PL学園は2月に起きた部内暴力事件で春季大会の出場を辞退していたが、高校野球連盟の審議により6ヶ月の対外試合禁止処分となり、夏の大会の出場ができなくなった。

 部内暴力は今年3年生になった4人の部員が、当時1年生だった部員に対し計画的ないじめを行っており、1年生部員は暴力により痙攣を起こして救急車で搬送されるなどしたらしい。これを重く見て高野連は情状酌量の余地無しと判断した。

 処分が伝えられると3年生は泣いている子がほとんどだったとのこと。甲子園を目指し、またプロを目指して毎日練習をしていた選手達にとっては、非常につらい事でしょう。1年生の時から活躍していた前野幹博投手、中山悠輝選手は今年のドラフト候補でした。昨年までも評価は高く、今年の春や夏のプレーによっては上位候補の可能性もあった選手です。もちろんドラフト会議での指名の可能性はありますが、難しくなったといえるでしょう。

 PL学園・河野監督は「責任は取らないといけない」と話したが、「3年生の進路もある」と3年生を送り出した後、責任を取って辞任するようです。名門・PL学園の復活はまだ時間がかかりそうですね。

  同校では2月23日の午後10時頃、寮内で当時の2年生部員4人が1年生部員の腹部に膝から勢いをつけて落ちるなどの暴力を振るい、けいれんを起こした1年生部員は救急車で病院に搬送された。このため、同校は春季大阪大会への出場を辞退した。審査室会議のメンバーである日本高野連の西岡宏堂審議委員長は「今回の暴力行為は計画性を伴う激しいいじめだった。一歩間違えれば死亡事故につながりかねない。事態を重くみた」と説明した。

 

 同校では01年に部内で繰り返し暴力事件があり、6カ月の対外試合禁止と監督、部長の1年間の謹慎という処分を科せられた。現在の河野有道監督(64)は12年前も監督だった。同年に野球部監督を退任し、08年に復帰。同校では当時の野球部の寮を廃止して、部員は運動部全体として寮生活を送るなど環境改善を進め、上級生と下級生による過度な上下関係の排除に努めたはずだったが、再び寮内で暴力が起きた。西岡審議委員長も根本的な改善がなされていないと判断。「過去に何度も暴力問題が起きている。春だけでは済まない」と厳しく指摘した。。

PL学園、3年生は夏アウトに号泣  - スポーツ報知:2013/4/10

 PL学園は部内暴力の発覚直後は練習を自粛していたが、この日は通常通り練習を行った。6か月間の対外試合禁止処分について、河野有道監督(64)は「厳粛に受け止めるしかない。生徒たちには話をしたが、3年生は泣いている子がほとんどだった」と話した。

 

 河野監督は、暴力事件が相次いで発覚した2001年に監督を退任、08年に復帰していた。自身の処分など今後については「(身の振り方は)今後、相談していく。責任は取らないといけないが、3年生の進路もあるから放ってはおけない」と説明した。

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コメント

  1. 3回目が起こったら、高野連はPLを除名すべきだろう。