仙台育英・上林誠知選手は4打数1安打も盗塁記録、花咲徳栄・関口明大投手が完封、習志野・松山大志選手は2安打

高校野球ドラフトニュース 2013年ドラフトニュース

 高校野球宮城大会では仙台育英が登場した。

 プロ注目の上林誠知選手は4打数1安打も1盗塁を決め、まずは1安打たことで「1本出て一安心しましたが、張り切りすぎ。」と話した。

 花咲徳栄は西武学園文理と対戦し、147km/h右腕関口明大投手が先発すると、試合中にマメがつぶれて出血したものの投げ続け9回を1安打4奪三振に抑えて完封した。センバツ大会で8回で8失点を喫し調子を崩していた。しかし変化球を中心にかわす投球を見につけると春季大会で好投を見せて復活した。背番号は10となったものの、147km/hを記録する身体能力とともに、苦難を乗り切った強い精神力はすごいと思う。背番号1を奪い返すには甲子園出場が条件となる。

 習志野の松山大志選手は5打数2安打を記録した。松山選手は1年生で4番を打ち甲子園でも活躍し、投手としても登板するがスラッガーとしてプロが注目している。最後の夏に再び甲子園に出場し、有終の美を飾りたい。

仙台育英・上林、1安打に俊足も披露/宮城  - サンケイスポーツ:2013/7/17

 第95回全国高校野球選手権宮城大会(16日、Kスタ宮城)初戦の2回戦で塩釜に11-2(七回コールド)で快勝。3季連続の甲子園出場へ好スタートを切った。プロ注目の外野手、上林は六回に初安打となる右前打を放ち4打数1安打。直後に二盗を決め、俊足も披露した4番は「100%力みました。1本出て一安心しましたが、張り切りすぎ。やっと始まった夏ですから」と苦笑いした。

 ユニホームのズボンは、真っ赤に染まっていた。「痛かったけど気合で投げた」。花咲徳栄・関口の右人さし指は、マメがつぶれていた。それをものともしない精神力で、わずか1安打、4奪三振で完封。三塁を踏ませない力投だった。

 5回の先頭打者。「朝からすでにつぶれかけていた」という血マメが、ついに破れた。血染めのボールを見た球審が駆け寄ったが、背番号10は「大丈夫です」と言い切った。今夏、センバツで背負ったエースナンバーを木暮樹(いつき、3年)に譲った。「悔しい気持ちはある。木暮よりもいい投球をして、1回でも多く投げたい」。負けん気が原動力となっていた。

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