JR九州、加治屋蓮投手が4回2失点で実力出せず、進路の明言は無し

社会人野球ドラフトニュース 2013年ドラフトニュース

 都市対抗野球の5日目、第1試合ではJR九州がヤマハと対戦するも1-2で敗れた。

 先発した加治屋蓮投手は最速152km/hを投げる182cmの右腕投手で、春は九州大会や都市対抗予選でも好投を見せ、「プロも視野に入れている。」と話し、都市対抗について「アピールできる場なので精一杯やる」と話していた。

 この日は、ストレートは140km/h前半も大きく曲がるフォークボールで三振を奪い期待されたが、4回で5安打を許して2失点だった。奪った三振は4つ。フォークボールと、インコースに投げられるストレートなどは魅力だったものの、甘さが目立つ投球となってしまった。

 加治屋投手は試合後に「甘かった。悔いが残る」と話し、「もっと成長して、秋の日本選手権に向かいたい」と話した。ドラフト上位という事では難しくなったと思うが、進路について明言しておらず、まだプロ入りの方向に向かっていると思う。JR九州はまだ日本選手権の出場を決めておらず予選に出場する。昨年のドラフト候補でも日本選手権の予選での好投で指名された投手が何人もいる。予選で好投を見せてドラフト会議での指名を待ちたい。

 西部ガスから補強された今村幸志郎投手は5回を投げて2安打5奪三振で無失点に抑えて好投した。170cmの左腕で熊本工から青山学院大でプレーし、西部ガスに進んだ。西部ガスは創部以降着実に力をつけており、都市対抗経験者も現れた事で今後、九州の強豪となりそうだ。

152キロ右腕・加治屋力出せず 4回2失点降板  - スポーツニッポン:2013/7/17

 JR九州は東京ドーム初登板となった最速152キロ右腕・加治屋が4回2失点で降板。初回と4回、いずれも柳に先制打と一発を浴びて「両方とも追い込んでから(球が)甘かった。自分の甘さ。悔いが残る」とうなだれた。

 社会人4年目の21歳は、今秋ドラフト候補にも挙がっている。本来の力を発揮できないまま初戦で敗退し「もっと成長して、秋の日本選手権に向かいたい」と必死に前を向いた。

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