新庄・田口麗斗投手が8回1安打11奪三振、広島、オリックス、阪神、埼玉西武、東北楽天が視察

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 高校野球広島大会では、新庄の田口麗斗投手の注目が高まっている。

 田口投手はこの日は最速144km/hを記録したストレートと鋭く曲がるスライダーで、8回を投げて許したヒットは1本のみ、11三振を奪い勝利を挙げた。

 昨年の甲子園で22奪三振を記録した桐光学園・松井裕樹投手のピッチングを映像でチェックし、速球と変化球での腕の振りが同じだった事を確認しそれを練習し続けた。今では西の田口と呼ばれるほど注目が高まっている。

 この試合にも広島、オリックス、阪神、埼玉西武、東北楽天の5球団が視察し、広島・鞘師スカウトは「球に角度があるし制球力もいい」と話すと、オリックス・山口スカウトも「すべての球種の精度がいい」と評価している。

 桐光学園・松井投手は1位指名の競合が予想される。松井投手を避け「3位あたりで田口投手をとれれば」という考えもあるかもしれないが、みんながそう思っていると3位で獲るのは難しくなる。松井投手とあわせた各球団の駆け引きに注目したい。

プロ注目の新庄・田口が8回11K無失点  - デイリースポーツ:2013/7/24

  広島大会では、プロ注目の最速145キロ左腕、新庄・田口麗斗(かずと)投手(3年)が、8回を1安打11奪三振無失点と力投し、8強入りを決めた。身長170センチと上背はないが、伸びのある速球と切れ味鋭いスライダーで、スカウト陣の評価も急上昇中。頼もしき左腕が初の甲子園出場へ、チームを導く。

 “県北のドクターK”が圧巻の投球だ。プロ注目の左腕・田口が8回1安打11奪三振無失点。呉商打線を寄せ付けない快投で8強入りに導いた。

  二回、四死球から無死一、二塁のピンチを背負ったが、「1人、1人を抑えることだけを考えた」と後続を見事に切った。八回まで投げて、許した安打は七回の左前打のみ。直球は自己最速の145キロに1キロ及ばなかったが、最速144キロを計測。切れ味抜群の直球と鋭く横に曲がるスライダーで七回まで毎回11個の三振も奪った。「テンポよく投げることを心がけた。80点ですね」と汗をぬぐった。

 スカウト陣も身長170センチの左腕にくぎ付けだ。広島、オリックス、阪神、西武、楽天の5球団が視察。広島・鞘師スカウトは「球に角度があるし制球力もいい」。オリックス・山口スカウトも「すべての球種の精度がいい」と高評価した。

 昨夏の甲子園で1試合22奪三振の大会記録を樹立した桐光学園・松井に刺激を受けた。同じ左腕で直球とスライダーを武器とする。昨夏、松井の投球フォームを映像で研究。「直球と変化球の腕の振りが同じだった」。ドクターKを参考にし、自らのフォームに生かした。今では「自分のものになっている」と手応えをつかんでいる。

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