安楽智大投手が7回2安打6奪三振完封し154km/h記録、巨人、阪神、中日、東京ヤクルト、北海道日本ハムが視察

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 高校野球愛媛大会、済美の2年生・安楽智大投手が154km/hを記録した。

 17日の帝京五戦で153km/hを記録していたが、この日は3回にセットポジションから154km/hを記録、その後も常時150km/h前後を記録し、桁違いのスピードを見せた。7-0でコールド勝利まであと1アウトとなった場面では、上甲監督から目標としている155km/hを狙えという合図が出ると、155km/hは出せなかったものの153km/hを3球記録した。結局7回を2安打6奪三振、93球で勝利をした。

 松坂大輔投手、藤浪晋太郎投手など歴代の怪物と比べても、1年早いペースで進んでいる気がする。来年1年でもっと成長を見せるのか、それとも悩むのかは分からない。しかし来年のドラフト会議では間違いなくドラフトの目玉となる。この日も巨人、阪神、中日、東京ヤクルト、北海道日本ハムのスカウトが視察、またメジャーのレンジャーズのスカウトも訪れた。巨人の山下スカウト部長は「素晴らしい投手なのは間違いない。当然、来年の超目玉でしょう」と話すと、阪神・山本スカウトも「外角低めの速球が素晴らしい、あと1年もっと速くなる。密着マークです」と話し、早くも密着マークを続けている。

 来年は豊作の年と言われている。高校では東海大相模の佐藤雄偉知投手や春江工・栗原隆矢捕手、智弁学園の岡本和真選手、盛岡大付・松本裕樹投手、横浜・高濱祐仁選手、大和広陵・立田将太投手などの名前が挙がり、大学でも法大の石田健大投手や亜大の山崎康晃投手、早大の有原航平投手がいる。しかしその中でも、いやそれだからこそ、安楽智大投手に多くの球団が指名重複するのではないかと思う。

 最後はスコアボードに表示されるスピードガンと勝負した。7回2死、ベンチを見た安楽はこくりとうなずいた。4強進出まであと1人。上甲正典監督(66)は指で「1・5・5」と数字を作った。以前から目標に掲げる155キロを「狙え」という確かな合図だった。

 8球中、153キロを3球計測したが、最後は148キロのストレートで三ゴロ。「狙っていけという空気だった。腕を振ったけど、155はなかなか出ませんね。出ないからこそ目指したいんです」と、笑顔で振り返る余力十分の93球だった。

 大台へまた一歩近づいた。3回2死からの4球目。セットポジションから、アウトローへ投じたボールは154キロを計測した。制球重視のためのセットポジションからの投球で、初戦の153キロを塗り替えたのだから驚異的だ。「セットからだったのでうれしい。でもバットに当てられたのは、まだ何かが足りないということ」。自己最速の一球はファウルにされ、次の153キロは右前に運ばれただけに、手放しでは喜べなかった。

 だが、安楽のすごさは球速だけでない。変化球も制球力も格段の成長を見せている。無四球完封の93球の球種の内訳は、ストレートが5割強で、130キロ台のスライダーが約3割、カーブが約1割だった。「楽天の田中投手もカーブを使い始めてから勝てるようになったとニュースで見た。緩急を使えば直球もより生かせますよね」。真夏の戦いを見据え、直球を生かすためのスタイルを模索してきた。辛口の上甲監督も「直球だけじゃ通用しないよ。幅が出てきたね」と褒めた。

  「155キロを狙え」――。右腕を思い切り振った。153キロ。あと2キロ届かなかったが、7回2安打6奪三振で完封し、7回コールド勝ちした。

 「そう簡単に155キロは出ないと思いましたし、出ないからこそ、達成したい目標です」。3回に154キロを計測。初戦の帝京五戦で叩き出した153キロの自己最速を1キロ更新した。指揮官との共通の夢、155キロにあと一歩まで迫った。ただ、ファウルにされたことで「バットに当てられるということは、何か自分に足りないところがあると思う」と悔しがった。

 それでも阪神・藤浪が大阪桐蔭3年時に記録した153キロを2年時で上回った。ネット裏には阪神、巨人、大リーグ・レンジャーズなど日米6球団のスカウトが視察。巨人の山下哲治スカウト部長は「素晴らしい投手なのは間違いない。当然、来年(ドラフト)の超目玉でしょう」と評した。

済美・安楽、藤浪超えた最速154キロ  - デイリースポーツ:2013/7/24

 目標にする阪神・藤浪の高校時代の最速記録も超えた。藤浪が153キロを出したのは3年時だったが、安楽はまだ2年生。しかもセットポジションからの1球だった。  「バットに当てられたのはまだ甘い。でも、しっかり腕は振れました」

 バックネット裏は感嘆のため息だ。この日は阪神、巨人など日米6球団が視察に訪れた。阪神・山本スカウトは「外角低めの直球が素晴らしい。あと1年、もっと速くなる。密着マークです」と絶賛。米大レンジャーズの古河スカウトは評価を口にしなかったが、“第2のダルビッシュ”発掘へ意義深い視察となったに違いない。

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