鹿児島実・横田慎太郎選手は甲子園に一歩届かず、砺波工・土田昂平選手に福岡ソフトバンクが視察

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 鹿児島大会決勝は樟南vs鹿児島実という名門同士の対戦となり、樟南がサヨナラで勝利し甲子園出場を決めた。

 プロ注目の鹿児島実・横田慎太郎選手は背中の張りがありながら先発したものの、3回途中までに4安打を許し1アウト満塁の場面で降板した。打撃では3回にタイムリー3ベースヒットを放ったものの4打数1安打1打点に抑えられた。

 これで2年連続決勝戦で敗れた。父の横田真之氏も高校時代に明徳高校(現明徳義塾)に2回決勝で敗れており、親子の悲願である甲子園出場は達成できなかった。横田慎太郎選手は今後について、「これからもっと上のレベルでやっていきたい」と話した。プロ入りを考えていると言う事だろう。肩、打力、足と三拍子揃った2世選手がプロでどんな活躍をみせるだろうか。

 富山大会では砺波工が高岡第一に7-4で勝利した。チームを引っ張るのは1番センターで出場した土田昂平選手。ここまで2試合で2安打を記録しており、この日も初回にヒットを放ってチームを勢いに乗せた。この日は5打数1安打に終わったが、守備でも俊足を飛ばしての捕球でスタンドを湧かせた。

 土田選手にはプロ複数球団が注目しており、この日は福岡ソフトバンクの村松有人スカウトが視察、1塁までのタイムが4.15秒で「4秒ジャストになれば、可能性が出てくる。打撃センスがあり、富山県ではNO1。大学、社会人で力をつけていければ」と話し、即指名というよりも大学、社会人で経験を積んでからという評価をした。

 村松選手も俊足巧打の名外野手だったが、星稜高校からドラフト6位でプロ入りし苦労をしたのだろうか、もっと上位で入って欲しいという思いがあるのだろう。

鹿実・横田、背中に張り、2年連続決勝戦で涙  - 西日本スポーツ:2013/7/24

 

  富山の準々決勝で砺波工の1番・土田昂平が躍動した。初回に中前安打でチームを乗せ、中堅、右翼を守った外野手としても鮮やかな守備を披露。「タイミングがまだ合っていないけど、調子悪いなりにプレーできている」。今大会は2、3回戦ともに2安打を放ってチームを引っ張っている。

 将来的な成長が期待され、プロの数球団が関心を寄せている。ネット裏で視察していたソフトバンクの村松有人スカウトは、一塁への走塁タイムでマークした4秒15に期待。「4秒ジャストになれば、可能性が出てくる。打撃センスがあり、富山県ではNO1。大学、社会人で力をつけていければ」と数年先の伸びしろを見据えた。

 春の県大会で右足を負傷したが、ベンチプレスや腕立て伏せで上半身をビルドアップ。スイングスピードは138キロにまで上がった。準決勝で対戦する富山第一のエース・宮本とは中学時代からの知り合いでメル友だ。「県NO1の投手と対戦するのは楽しみ。打ちたいです」。最後のライバル対決に闘志を燃やす。

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