高校野球京都大会では、京都翔英・榎本和輝選手がマウンドに登り、9回5安打1失点の好投も0-1で敗れ、甲子園出場はならなかった。
相手は144km/hを投げる福知山成美の仲村渠康太投手、好投手同士の対戦は、榎本投手が9回5安打8奪三振無四球、仲村渠投手が9回4安打8奪三振2四球と互角の成績、しかし、わずかの差で1点を失った榎本投手が去る事になった。
榎本選手は打席では2打数ノーヒットに終わり、結果を残す事はできなかった。試合後に「今後は勝てる投手になりたい」と話し、スラッガーとしても注目されているが、投手としてプレーを続けていく事を示した。進路はプロ入りではなく大学進学を考えているとの事。投手として再び榎本和輝の名前を聞くことになりそうだ。
福井大会では2年生のプロ注目捕手・栗原陵矢選手のいる春江工を福井商が破り甲子園出場を決めた。エースの中村文英投手はこの日も6回2アウトまでパーフェクト投球、9回を3安打8奪三振で完封して甲子園を手にした。センバツベスト4で優勝候補だった敦賀気比戦で147km/hを記録し、喜多亮太選手などを抑え、岸本淳希投手との投げあいを制した力のある投手が甲子園に姿を見せる。
榎本1点に泣く - デイリースポーツ紙面:2013/7/27
147km/h右腕・中村だ - デイリースポーツ紙面:2013/7/27
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