プロ注目、日大山形・奥村展征選手が甲子園練習、ミラクル誓う

高校野球ドラフトニュース2013年ドラフトニュース

 夏の甲子園大会、日大山形の奥村展征選手が甲子園で練習を行った。

 奥村選手は2年生で投手として登板し135km/hを記録するなど強肩の遊撃手としてプロが注目しており、山形大会では18打数12安打3打点を記録している。「どんなピッチャーが相手でもヒットを打てる自信がある」と話し、甲子園でもヒットを量産しそうだ。

 奥村選手の父は甲西高校の監督を務めているが、1983年に創部した甲西高校に入学すると、3年後の1985年には創部3年目で甲子園に出場し、佐々木主浩投手の東北高校などを破りベスト4に進出、準決勝ではPL学園の清原和博選手に2本、桑田真澄投手に1本のホームランを打たれて大敗したものの、「ミラクル甲西」と呼ばれる快進撃を見せている。

 奥村選手も「チームのモットーは泥臭く。一戦必勝で勝ち進み4強を目指したい」と話し、ミラクルに日大東北を目指す。そしてプロへの道も切り開く。

 父超えで目指すは山形県勢初の4強入りだ! プロ注目の遊撃手・奥村展征主将は(3年)は「自分たちにとって一番熱く、長い夏にしたい」と意気込みを口にした。

 父・伸一さん(甲西監督=45)は85年夏に甲西(滋賀)で甲子園4強入りを果たした元高校球児。準決勝では桑田・清原の「KKコンビ」を擁するPL学園と対戦したが、清原に2本の本塁打を浴び敗退した。

 それでも、奥村にとってあこがれの存在。父の「4強」を超えることは1つの目標でもある。

 祖父で元文科副大臣の展三氏も公式練習を見学。親族の支えも感じながらプレーする奥村は「チームのモットーは泥臭く。一戦必勝で勝ち進み4強を目指したい」と奮闘を誓う。最後の夏。あこがれの父を超え、新たな歴史を作る。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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