履正社は2年生・溝田悠人投手が好投、駒大苫小牧・新山敬太捕手が東邦を5刺殺

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 センバツ大会に出場する各チームも調子を上げてきている。履正社高校は2年生投手トリオの一人、溝田悠人投手が8回2失点8奪三振の好投を見せた。また駒大苫小牧は東邦高校と対戦し、捕手の新山選手が盗塁5つを阻止する肩を見せた。

2年生トリオ

 履正社高校は2年生投手に光る選手がそろう。永谷暢章投手は184cmの身長から147km/hを記録し、本城円投手は187cmの左腕で140km/hを超す速球を投げる。しかし、昨年の近畿大会で2試合に完投し、三田松聖を完封した172cmの右腕・溝田悠人投手がエース格だ。

 溝田投手は中学時代にU-15アジアチャレンジマッチ2012の日本代表に入るなど注目されていた投手で、高校1年で144km/hを記録すると高い制球力を見せて、永谷投手や本城投手を抑えてエースの座を掴んだ。近畿大会では海南高校戦で1失点完投、三田松聖戦での完封と18イニングを投げて1失点、トータルでも公式戦8試合で5完投1完封、51回2/3を投げて39安打38奪三振、自責点4で防御率は0.70を記録し、抜群の安定感を見せている。

 この日も岐阜工との練習試合で初回に2点を失ったが、その後はツーシームなど変化球を試して8回2失点8奪三振と好投を見せている。選抜大会初日に伊藤優輔投手の小山台と対戦する。注目の投手戦となりそうだ。

 

成長見せる捕手

 駒大苫小牧も東邦高校と練習試合を行った。東邦高校は昨年も関根大気選手(2013年横浜DeNAドラフト5位)がいたように俊足選手が果敢に走ってくる野球を見せる。この日も7つの盗塁を敢行したものの成功したのは2つだけ、5つを刺殺したのが駒大苫小牧の新山敬太捕手だった。

 新山捕手は173cmとそれほど大きくない捕手で、昨年秋もレギュラーで出場していたが、盗塁を刺したのは1つだけで盗塁阻止率は.125と低かった。しかし合宿で下半身を使って投げる事を覚えると、この日は5つの盗塁を刺して結果を見せた。

 まだまだ成長過程にある新山選手だが、肩という武器を一つ手にした事で、打撃やリードなどにも自信を持ってできるようになるだろう。そうすれば急成長する可能性がある。

 

履正社・溝田 順調8K 岐阜工と練習試合 - スポーツニッポン:2014/3/16

 履正社(大阪)は同校グラウンドで岐阜工と練習試合を行い、先発した溝田が8回2失点と順調な仕上がりを見せた。

 初回こそ4連打などで2点を失ったが、2回以降はツーシームを要所で織り交ぜて8奪三振。「低めに球を集めることができるようになってきました」と振り返った。センバツ1回戦は都小山台との対戦が決まり、「相手も決まったのでそこに向けて調整したい」と意気込んでいた。

 もう簡単には走らせない。甲子園で4度の優勝を誇る東邦に対し、新山が肩で存在感を示した。7度盗塁を試みた相手の成功数は2つ。盗塁阻止率が7割を超え「(アウトにする)感覚をつかむことができた」と満足そうに語った。

 これまでは弱点だった。昨秋の公式戦9試合で、盗塁を阻止したのは8度中たった1度。歩幅が狭く、上体投げだったことが原因の一つと考え、今冬は足を思い切り広げ、体全体を使うことを意識して課題克服に努めた。


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