こちらも投打の軸、明徳義塾・岸潤一郎選手を福岡ソフトバンクのスカウトが評価

明徳義塾, 岸潤一郎

 投打に軸となっている選手では、明徳義塾の岸潤一郎投手もその中の一人。1年生の頃から活躍し、エースとして4番打者としてチームを引っ張った。投げては145km/hを記録する岸選手に、福岡ソフトバンクが高い評価をしている。

投手として

 岸潤一郎選手は日本文理に飯塚悟史選手のような大きな体はなく、175cm75kgとなっている。しかし球速は145km/hを記録し、昨年よりもさらに球威が出てきているという話も聞く。昨秋の公式戦は8試合で7完投1完封、59回を投げて46安打55奪三振、自責点は11で防御率は1.68となっている。

 しかし何よりも甲子園での抜群の投球が光っていて、1年生で出場した一昨年の夏の甲子園では、新潟明訓戦でリリーフとして5回2/3をノーヒットに抑えると、大阪桐蔭戦でもリリーフして2回1/3を1安打3奪三振に抑えて見せた。昨年の甲子園では初戦で瀬戸内の山岡泰輔投手と投げ合い、6安打1失点に抑えてプロ注目の投手に投げ勝つと、森友哉選手など強打の大阪桐蔭にも8安打を許しながら1失点に抑えて見せた。準々決勝の日大山形戦は9回9安打4失点で敗れるも抜群の安定感を見せている。

 投手としては凄みというものは無いものの、伸びる速球をコントロール良く投げて打たせて獲るピッチングで、ランナーを背負っても落ち着いて投げる事ができる精神力の強さを見せる。

 

高い評価

 打者としては昨年秋は公式戦では29打数11安打10打点で打率は.379を記録している。練習試合では3本塁打を記録し長打力も持っている。昨年の甲子園では大阪桐蔭戦、日大山形戦でそれぞれ2つの四死球を選ぶなど、選球眼が高くキッチリと仕事をする選手といえる。高い身体能力もあるのだが、精神力や野球のセンスが抜群に高い選手という印象を受ける。

 この岸選手を視察した福岡ソフトバンクの山崎スカウトは「最速145km/hもまだ増す可能性がある。何より手先が器用でいくつかの変化球をうまく使える。」と技術、素質を評価し、さらに「安楽を意識する気持ちの強さだね」と付け加えた。四国の怪物・安楽智大投手が注目される中で、体は大きくないものの静かに燃える岸潤一郎選手、センバツでは派手な活躍を見せるか、いつものようにキッチリ仕事をするのか、いずれにしても注目したい。

 

 直球の最速は145キロだが、小さなテークバックからの腕の振りのよさと、多彩な変化球を武器にレベルの高い四国でその名をとどろかせた。公式戦8試合で59回を投げ、55三振を奪い、失点12(自責11)。防御率も1・60で、センバツの注目投手の一人に挙がる。

 中略  チームが甲子園入りする前に岸の視察を終えたソフトバンク・山崎スカウトは「最速145キロもまだ増す可能性がある。何より手先が器用で、いくつかの変化球をうまく使える。それに安楽を意識する気持ちの強さだね」と好評価した。


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