安楽智大投手が故障後初登板、四球とサヨナラヒット浴びる

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 済美高校が開星高校が練習試合を行い、ドラフト1位候補の済美・安楽智大投手が9回2アウトから約7ヶ月ぶりにマウンドに登った。四球を与えた後にサヨナラヒットを浴びたが、まずは復活に向けて一歩目を踏み出した。

右肘違和感から

 昨年のセンバツ大会で772球を投げ、夏も甲子園に出場し、18Uでもエース格として登板した。最速157km/hを記録しキューバを完封し実力を十分に見せた1年だったが、その代償もあって秋季大会では初戦で右肘の違和感を訴えて降板、その後、症状は軽いような報道もあったが、3月の練習試合解禁時もブルペンで捕手を座らせて投げる事ができておらず、6ヶ月半も登板が無かった。

 この日も上甲監督が「私が投げるように言いました。」と話し、本人は復活登板はもう少し時間をかけてからと考えていたようだが登板すると、制球が定まらずに四球を与えサヨナラとなるヒットを浴びた。想定している復活の日に向けて後1ヶ月となった。この1ヶ月でどのくらい調子を上げられるのか、最後の夏には間に合うのか、そして肩やヒジの状態は? 怪物と言われ12球団が注目する安楽投手だけに、その状況が気になる。状況によっては早大の有原航平投手などを優先する球団も出てくる可能性もある。

 上甲監督も「投げられた事が収穫」と話した。

 

済美・安楽復帰もサヨナラ打献上 - デイリースポーツ:2014/4/6

 今秋ドラフト目玉候補の済美・安楽智大投手(3年)が5日、松山市内で行われた開星(島根)との練習試合で、昨年9月に右肘を痛めて以来、約6カ月半ぶりに実戦登板した。

 九回2死一、二塁でマウンドに上がり、四球とサヨナラ打を許し2‐3で敗れた。打者2人に投げた10球はすべて直球。上甲正典監督(66)は「ようやく投げられる状態になった。これが第一歩です」と話した。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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