大和広陵・立田将太投手に巨人、阪神など6球団スカウト視察

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 春季高校野球奈良大会では、大和広陵の立田将太投手が御所実業戦で登板し、最速143km/hで2三振を奪った。この試合には巨人、阪神などのスカウトが視察し評価している。

2回1安打2奪三振

 1年時に149km/hを記録し、昨年のセンバツ大会では済美の安楽智大投手と共に注目された立田将太投手、その後も成長を続けている。持っていたパワーに加えてオフにはフォームのバランスを良くすることに成功し、しなやかな腕の振りからキレの良いストレートを投げられるようになった。

 この日は1点リードの6回からマウンドに登ると味方のエラーで1失点したものの、最速は143km/hで2回1安打2奪三振と最後の夏に向けて公式戦初登板で安定感を見せた。立田投手は「春は4強が目標。」とまずは夏の大会で岡本和真選手の智弁学園や天理といった強豪私学と早々に当たらないシード権を獲得しする事を目指す。そして「夏にフル回転できるようにしたい」と話した。

 

巨人、阪神などが評価

 この日は巨人、阪神など6球団のスカウトが視察に訪れ、注目度の高さを示している。巨人・渡辺スカウトは「もともとモノは良かったが、秋より成長している」と話すと、阪神・池之上スカウトも「バランスもいいし安定感も出てきた」と成長を評価した。

 安楽智大投手、高橋光成投手が世代をリードする中で、1年生の時から注目されてきた立田投手が、レース終盤に一気に追い上げる。そして奈良の怪物・岡本和真選手も含めた同世代選手に、プロ野球に飛び込むラインでは二人に並んでいたい。

 

  早くも夏へ闘志をみなぎらせた。1点リードの6回から登板した立田は、2回を1安打2奪三振。失策が絡み1失点したが、コールド勝ちを呼び込む力投を見せ「春は(夏のシード獲得の)4強が目標。夏にフル回転できるようにしたい」と先を見据えた。

 

 今冬は、広島・前田やヤンキース・田中の投球フォームを動画投稿サイトで研究した。体の開きを抑えるため、左腕と左足の使い方をマイナーチェンジした。

 

 今年初の公式戦で、巨人、阪神など6球団のスカウトに進化した姿を披露。「もともとモノ(素材)は良かったが、秋より成長している」と巨人・渡辺スカウトが話せば、阪神・池之上スカウトも「順調。バランスもいいし安定感も出てきた」と評価した。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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