佐野日大・田嶋大樹投手も姿消す、左肩違和感で降板、将来はプロか社会人

田嶋大樹, 佐野日大

 今年のドラフト候補注目投手の一人、佐野日大の田嶋大樹投手も甲子園出場はならなかった。栃木大会決勝で田嶋投手は左肩の違和感で途中降板し、作新学院に一気に点差をつけられた。

限界

 田嶋大樹投手にとってもセンバツベスト4の影響は大きかったようだ。これまでもセンバツで好投して投げ続け、その後にケガだったりフォームを崩したりして夏に影響をした投手は少なくない。田嶋投手もセンバツ以降は先発は避け、リリーフで登板をしてきたものの、一昨日の準決勝で初先発し完投したその夜に、左肩に違和感を感じていたという。

 この日は5回までは最速143km/hのストレートとスライダーで無失点に抑えてきたものの、5回先頭打者に四球を与えると、球速は120km/h台まで落ち、この回は何とか無失点に抑えたものの6回に連打で失点し降板した。その後リリーフが打ち込まれ6回に4失点、7回に3失点し1-7で敗れた。

 昨年秋の関東大会でも足をねんざしながらも、試合中に足に負担のかからないフォームに調整して投げていたが、肩痛だけはどうしようもなかった。

 

将来はプロ

 安楽智大投手、高橋光成投手が予選で散り、そして田嶋大樹投手もまた甲子園に姿を見せる事は無かった。田嶋投手は「ケガばかりの3年間だった。もっとトレーニングして上の世界で通用する投手になりたいと語った。

 上の世界という言葉については「いつかはプロでやりたいという気持ちはある」とプロ志望はハッキリと明言せず、社会人も考慮するという。

 田嶋投手も敗戦からすぐという事もあり、左肩の違和感という事から不安な状態での言葉だった。これから左肩の状態を確認しながら、10月のドラフト会議まで進路を決めていく。

 悔やみきれない幕切れだった。プロ注目左腕の佐野日大・田嶋は前夜から左肩付近に違和感を抱えての登板だった。痛みが強くなった6回は球速も120キロ台に落ち、同点打を浴びて降板。「我慢できると思ったけど、耐えられなかった。こんなに痛くなったのは初めて。自分の体の弱さが出た」。その頬は涙で濡れた。  

 中略 

 「ケガばかりの3年間だった。もっとトレーニングして上の世界で通用する投手になりたい」。今後はプロと社会人を視野に周囲と相談した上で進路を決める。


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