済美・安楽智大投手はプロ志望明言せず、大学・社会人も視野に

安楽智大, 済美高

 済美高校の安楽智大投手は、野球部の引き継ぎミーティングのために、敗戦後に初めてグラウンドに姿を見せた。上甲監督と進路について話し合い、プロ志望を明言するかに思われたが、大学、社会人の道も視野に入れるというものだった。

最終的にはプロ野球を志望も

 安楽投手は「まだ考えられていない。将来の夢はプロ野球選手だが、大学で日本一を狙うのかプロかは分からない。大学、社会人を経てからでもいいと思う。野球をするのに変わりはない」と話した。

 将来の目標を答える時には必ず「プロ野球選手」と答え、上甲監督とも「ドラフト1位でプロ野球入り」を目標にしていた安楽投手から、初めて大学、社会人という言葉が出た。昨年秋のケガ以降、1年間復活に向けて調整をしてきたが、球速こそ148km/hまで戻ってきたものの3回戦で敗れ、自分の力にやや不安を感じ、迷いを見せているとみられる。

 「まだ切り替えられていない。現時点でハッキリプロ野球に行くとは考えていない。これから監督や両親と相談したい」と、これから時間をかけて進路を決める事になりそうだ。

 

上甲監督は

 安楽投手の発言について上甲監督は「プロに行きたいのは事実。候補の順番は、プロ、大学、社会人」と話した。監督と安楽投手との信頼関係の間で、プロへの気持ちが強い事は感じている。今は敗戦で迷っているものの、プロ入りの意志が強いという事は代弁した。

 これから進路を決めるうえでは上甲監督の意見は大きく影響をすると見られる。上甲監督は安楽投手にプロ入りを望んでいるとみられ、プロ志望の可能性が高いのは間違いないだろう。

 今秋ドラフトの目玉で最速157キロ右腕、済美(愛媛)・安楽智大投手(3年)が27日、松山市内で取材に応じ、今後の進路に関して「将来の夢はプロ野球選手。でも、大学、社会人を踏んでからでもいいと思う。野球をするのに変わりはない」と、プロ入りについて明言を避けるなど複雑な胸中を語った。

 安楽は24日の愛媛大会3回戦・東温戦で敗退。2日間、自宅で完全休養した。上甲正典監督(67)は「プロに行きたいのは事実。候補の順番はプロ、大学、社会人」と代弁する一方、本人は「まだ切り替えられていない。現段階で、はっきりプロ野球に行くとは考えていない」と、ショックを引きずっている様子だった。

 将来について「プロ野球選手になる小さいころからの夢は変わらない。最終的にそこにたどり着きたい」と話した。


PAGE TOP