東邦高校1年生・藤嶋健人投手が144km/h速球で完投、甲子園注目投手に

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 高校野球愛知大会の決勝が行われ、東邦が栄徳を下し甲子園出場を決めた。1年生のエース・藤嶋健人投手が最速144km/hを記録し、11奪三振で2失点完投勝利、甲子園では注目投手となりそうだ。

144km/h記録

 藤嶋健人選手は175cmの右投げ右打ちの投手で、この夏は5回戦で田中空良投手を擁しセンバツベスト4の豊川高校を3失点完投勝利を収めている。

 この日は栄徳高校を相手に5回に先制されるなど7安打を許したものの、8回に自己最速となる144km/hを記録するなどストレートで押して11三振を奪い、9回7安打11奪三振1四死球2失点という内容で完投した。

 東三河ボーイズでは全国大会等の経験は無いが、東邦高校の森田監督が一目見てスカウトし、入学後はすぐにベンチ入りさせると、練習試合では甲子園常連校を相手に好投を続けていたという。甲子園に新たなスター&怪物候補が登場する。

 

 事実上の決勝戦と呼ばれた5回戦ではセンバツ4強の豊川相手に3失点完投勝利。この日も8回に自己最速となる144キロをマークすると、横に変化するスライダーと縦のカーブを武器に栄徳打線から11三振を奪った。きゃしゃなイケメンタイプだった「初代」と違い、がっしりした体形で、「アンパンマン」と呼ばれることも多い。その一方で、森田泰弘監督は「とにかくマウンド度胸がいい」と1年生らしからぬ冷静な投球術を絶賛する。1点を先制された5回1死三塁では、打者がスリーバントスクイズを試みたのを瞬時に判断。外角高めに直球を放り込んで失敗を誘った。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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