夏の高校野球、2日目の見どころと注目選手

高校野球ドラフトニュース2014年ドラフトニュース

 第96回夏の高校野球大会、第2日目の見どころと注目選手をまとめます。

 第1試合は東邦高校の1年生・藤嶋投手に注目が集まる。1年生で中学生で140km/hを投げていた投手がすでに144km/hを投げ、甲子園出場に大きく貢献している。スター候補の可能性十分。対する日南学園は、捕手の萩原選手が注目される。174cmだが4試合連続ホームランを放つなど長打力があり、捕手としてもセカンドまで2秒を切る肩がある。

 第2試合は小柄ながら142km/hを投げる辻本投手や1年生の村木投手を擁する静岡と、2年生左腕で140km/hを超す谷川投手、そしてプロ注目で145km/h近くの速球を投げる岩下投手の星稜の対戦となる。星稜は打撃でも岩下選手や谷川選手が中心となっている。足で攻める静岡vs爆発力の星稜は、投手力の勝負となりそうだ。

 第3試合は大会屈指の好投手が登板しそう。日本文理はプロ注目の飯塚投手、187cmから140km/h中盤の速球を投げるが、試合ではおそらくコントロール重視で角度をつけて低めに集めてくる。一方、大分の佐野投手は150km/hを記録している。ただし予選では140km/h前半で勝ち上がった。最近のインタビューでは155km/hを狙うと言っているが予選のピッチングは力をためていただけなのか、調子が上がっていないのを奮い立たせるために大きな数字を出しているのか注目したい。

 第4試合の大垣日大は、全ての選手が能力が高くバランスの良いチームと言える。藤代も取手シニアの全国制覇メンバーを中心にチームワークが良い。総合力の勝負となりそうだ。

 

2日目

第1試合

日南学園高校
萩原聖翔 3年
174cm85kg 右右
体格に恵まれた。ホームランを四試合連続で打ち注目を浴びるなど。 キャッチャーでも配給やセカンド送球が素晴らしい。 A
柳悠聖 3年
170cm68kg 右右
170cmと小柄ながら3年春に140km/hを記録し力強さを見せた。 C
横川楓薫 3年
174cm68kg 左左
1年の時から登板している。フォームキレイで右バッターのインコースに入ってくるストレートが持ち味 C
東邦高校
藤嶋健人 1年
175cm78kg 右右
中学時代140km/hを記録し、高校でも1年春から活躍を見せている。速球に力があり、変化球も安定感 A
溝口慶周 2年
171cm75kg 右左

地肩が強くキャッチャーで打撃能力が高い.ピッチャーとしても重い球を投げる B
宮澤一成 3年
176cm75kg 右右
高校3年の4月、5月だけで20本塁打を記録し一気に成長をしている。 B
大井友登 3年
177cm72kg 右右
三倉進投手などが抜けた後にエースを任され、2年秋は愛知県で優勝を収めた。140km/hの速球とコントロールが武器。 C

 

 

第2試合

静岡高校
鈴木将平 1年
172cm73kg 左左

運動センス抜群の外野手だよ。 ピッチャーとしてもキレが良い球投げる  
村木文哉 1年
182cm66kg 右左
長身細身の投手体型で常にセットポジションから130km/h台のストレート、スライダー、カーブ  
堀内謙伍 2年
175cm82kg 右左
体に力があり力強いスイングから鋭い打球を放つ強打者で地肩が強いキャッチャー

C
辻本宙夢 3年
172cm71kg 右左
上背はないがMAX142km/hを計測する本格派右腕、フォークボールを駆使し奪三振率も高い B
星稜高校
虎谷貴哉 1年
176cm68kg 右右
走攻守3拍子揃ったショートだよ。 投手としても勢いがある球を投げるよ。 B
佐竹海音 2年
174cm77kg 右右
2年時は背番号12に降格していたが、夏の大会決勝で0-8からの大逆転でサヨナラヒット B
谷川刀麻 2年
173cm68kg 右左
投攻走守四拍子揃っている運動能力が高い選手! センス抜群のバッティングに俊足もある、投げても140km/h B
梁瀬彪慶 2年
180cm72kg 右左

力強いスイングから鋭くて速い打球を打つ強打者 B
岩下大輝 3年
180cm77kg 右右
投打にプロ注目、2年夏の甲子園は鳴門戦で7回途中12安打9失点、その後144km/hを記録し成長みせた B

 

 

第3試合

日本文理高校
星兼太 2年
180cm73kg 左左
中学時代に世界大会で3割以上の打率を残し、高校でも1年時からレギュラー

A
山口尚樹 2年
171cm64kg 左左
中学時代の新潟ナンバー1サウスポー 綺麗なフォームから130後半のストレート C
飯塚悟史 3年
187cm76kg 右左
長身から投げ下ろす角度と威力がある140km中盤の直球が武器の本格派右腕
打っても明治神宮大会決勝で2発
A
片岡優斗 3年
180cm85kg 右両
チーム中でも長打力は群を抜いている 春季北信越大会では初スタメンで3打数2安打 B
黒臺騎士 3年
170cm60kg 右右
注目してほしいのはなんといっても守備で、難しいバウンドや抜けそうな打球をなんとなくと修理する B
小太刀緒飛 3年
180cm80kg 左左
エース飯塚と二枚看板を貼る投手 140キロ台のキレのあるストレートとスライダー、チェンジアップが武器 B
竹石稜 3年
175cm75kg 右右
三拍子揃ったアスリート選手、右へ左へセンターへ強い打球を巧打、長打、走塁も50m5秒台記録 B
大分高校
佐野皓大 3年
177cm70kg 右右
体幹がしっかりしていて能力が高い力がある。3年生春季九州大会の東福岡戦で150km/hを記録 B
阿南大輝 3年
178cm73kg 右右
俊足強打が光る外野手。春季大分大会では5番中堅手として出場  

 

 

第4試合

大垣日大高校
高田航生 3年
182cm78kg 右左
鋭い腕の振りから勢いがある球を投げる力があるピッチャー B
滝野要 3年
183cm72kg 右左

松阪ボーイズ時代には日本代表に選ばれるなど中学時代から注目されている能力が高い強打者 B
田中和成 3年
178cm70kg 右右
力がある球を投げる能力が高いピッチャー B
内藤大貴 3年
180cm75kg 右右
力強いスイングから鋭い打球を放つ長打力が魅力の強打者 B
古谷大至 3年
170cm66kg 右右
走攻守三拍子揃った中堅手! 大垣日大高校では1年春からレギュラーとして活躍! C
藤代高校
飯塚幸大 2年
174cm68kg 右右
野球センス抜群で攻守ともにレベルが高い能力が高い外野手 C
鈴木亮介 3年
170cm60kg 右右
小柄ながらも長打を打てるし、コンパクトにスイングし安打を量産できる。 守備職人とも呼べるほどの内野手。 B
古谷勇斗 3年
175cm70kg 右左
どっしりとしていて力強いスイングから広角に鋭い打球を放つ強肩強打の捕手 B

 

 

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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