昨日発表された侍ジャパン18U代表メンバーに、昨年代表入りしキューバを完封するなど活躍を見せていた安楽智大投手名前は無かっが、高校野球連盟関係者によると、済美高の野球部内で発生したいじめを重視したと説明があった。
昨年の代表チームで2試合完封
昨年の18U代表は18Uワールドカップに出場し準優勝した。エースは松井裕樹投手で決勝のアメリカ戦などで登板したが、安楽智大投手は2年生ながら1次予選のベネズエラ戦で9回2安打完封、2次ラウンドのキューバ戦でも8回6安打完封(8回コールド)と、2試合に先発し1点も与えない活躍を見せていた。
代表チームでは一昨年に2年生で大阪桐蔭の森友哉選手が選ばれて昨年の代表ではその経験を伝えていた。そして昨年は安楽智大投手、高橋光成投手が2年生で選出され、今年の代表チームに経験を伝える役目を期待されていた。
部内のいじめ
しかし済美高校では2年生部員が1年生部員にカメムシを食べさせようとするなどのいじめが発覚し、まだ決まってはいないものの20日に行われた審議委員会では対外試合禁止に相当すると判断された。
高校野球連盟関係者も安楽投手の代表選出について「のどから手が出るほど欲しい存在でした」と話したものの、「関与はしていないと聞いていますが、当該チームの当時のキャプテンでしたから」と、部内いじめが関係して代表から外れた事を示した。
安楽投手の高校での投球はこれで全て無くなり、次に投球する姿を見るのは、プロ野球のユニフォームを来てという事になる。そして将来、TOPチームの代表として侍ジャパンのユニフォームを着るようになるだろう。
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当初はエース格としてリストアップされていたが、複数の2年生部員が1年生部員にカメムシを食べるよう指示した、などの部内いじめが発覚。20日の審議委員会で対外試合禁止に相当すると判断されたため、選出が見送られた。日本高野連・竹中雅彦事務局長(59)は「本人は関与していないが、事象が起こった当時の主将ということを重要視した」と説明した。
済美は、2年生からカメムシを食べるよう指示されたり、灯油を飲まされそうになった1年生がいたとする部内いじめが発覚。20日の日本高野連の審議委員会で、9月9日に行われる日本学生野球協会審査室に上申することを決めた。
対外試合禁止処分を受ける見通しで、日本高野連・竹中雅彦事務局長は「のどから手が出るほど欲しい存在でしたが、(安楽が)関与はしていないと聞いていますが、当該チームの当時のキャプテンでしたから」と、落選の理由を説明した。
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