白鴎大足利の大下誠一郎選手は172cm87kgの選手、中学時代にはボーイズでエースとして世界一に貢献する活躍をみせ、白鴎大足利の藤田監督が何度も足を運び入学にこぎつけた。1年生の秋に4番を打つなど主軸として活躍して関東大会を制覇、2014年センバツにチームを甲子園に導いている。
小さな大打者
そのセンバツでは東陵戦で4本の2ベースヒットを記録し大会記録となった。172cmと小柄の右打者だが、大きなスイングは大阪桐蔭から埼玉西武入りした森友哉選手を彷彿とさせた。また投手としても142km/hを投げる投手として期待されていた。
その後、夏はベスト4、秋と今春はベスト8で敗れ、甲子園や関東大会の出場は無かった。今春の県大会では頭部に死球を受け後遺症もあったようだ。プロのスカウトの情報なども無くなっていた。
しかしまず投手としては最速で145km/hを記録し、打撃でも森友哉選手を参考に大きなスイングに磨きをかけている。チームを夏の甲子園に導くための準備は整っているようだ。
昨年の脇本直人選手のように、夏に新聞記事に取り上げられ、一気に注目される事もありそうだ。甲子園に出場しホームランを放って、森友哉選手に一歩でも近づきたい。
5月に行われた春の県大会では、左後頭部に死球を受けるアクシデント。吐き気をもよおすなどの後遺症もあって、本格的な打撃練習は約1カ月も休んだ。その間を体力作りにあてた結果、直球の球速は145キロにまで増した。投打とも万全の状態に近づいている。
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