九州国際大付・山本武白志選手が2打席連続ホームラン、北海道日本ハムスカウトが評価

高校野球ドラフトニュース 2015年ドラフトニュース

 九州国際大付の4番・山本武白志選手が大阪偕星学園戦で5回に3ランホームランホームランを放つと、7回に続く打席では同点に追いつくホームランを放った。

2打席連続弾

 山本武白志選手は187cmの大型の右の大砲で、父は元巨人で千葉ロッテの監督も務めた山本功児氏。高校通算本塁打は20本台と数は少ないものの、その長打力にプロも注目している。

 昨年夏の甲子園も6番打者として出場していたが4打数ノーヒットに終わり、チームも期待されながら初戦で敗退していた。今年は4番としてチームを引っ張ると、大会史上29人目となる2打席連続弾を記録し、チームを勝利に導いた。

 

右の大砲

 この日は北海道日本ハムの山田スカウト顧問が視察し、「こういう場でホームランを2本打てるのはすごい。パワーがある。守備もハンドリングが柔らかい」と、打撃と守備で評価をした。またプロでスカウト部長や編成部長を務めた九州国際大付の楠城徹監督も「山本は調子が悪いと腰の回転が止まってしまうけど、きょうはよく腰が回っていた。ハンドリングがトップレベル。柔らかくてうまく使う」と話す。

 プロが望む右の大砲、また人材が少なくなっているサードの主砲候補とあり、もっと注目度が高くてもよいかもしれない。通常、このような全国大会では、出場全チームが登場するまでは多くのスカウトが視察をする。1回戦は5打数1安打に終わりスカウトからのコメントはなく、もしこの2打席連続弾が1回戦にでていたら多くの評価を聞けたかもしれない。

 甲子園で一気に評価を挙げたオコエ瑠偉選手もこともある。これでプロのスカウトは目を向けるだろう。次の試合での活躍がカギとなりそうだ。

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2度のビハインドをはね返し、サヨナラ勝利を呼び込む原動力となった。五回1死一、二塁ではスライダーを左翼スタンドへの3ラン。七回2死では直球をフルスイングし、バックスクリーン左へ同点ソロをねじ込んだ。

 史上29人目(31度目)の2打席連続弾。最近では森友哉(大阪桐蔭=西武)がいるが「高校野球の頂点を極めた選手。名前だけでも並べて光栄」と初々しく言う。前夜は甲子園初アーチが頭に浮かび「30分くらい眠れなかった」。それが「大歓声もイメージどおりでした」と一夜で現実となった。

チームが13安打8得点で快勝した7日の鳴門戦では5打数1安打に終わった。「右手を強く使いすぎた」とすぐに体の開きを修正し、右手のグリップを軽く握るようにした。巨人、ロッテで活躍し、ロッテ監督も務めた父・山本功児氏譲りの野球センスを発揮。西武などで捕手としてプレー、楽天編成部長も務めた楠城徹監督も「山本は調子が悪いと腰の回転が止まってしまうけど、きょうはよく腰が回っていた。ハンドリングがトップレベル。柔らかくてうまく使う」と絶賛した。

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