秋田商・成田翔投手がプロ志望届提出へ!

高校野球ドラフトニュース 2015年ドラフトニュース

 夏の甲子園でベスト8に進出し、侍ジャパンU18代表でも好投を続けた秋田商の成田翔投手が、プロ志望届を提出する意思を固めた。

自分としては出すつもり

 秋田商の成田翔投手は秋田のドクターKとして注目され、夏の甲子園に出場すると2回戦の龍谷戦で9回3安打16奪三振1失点完投勝利を挙げ、全国にドクターK・成田翔の名を広げた。3回戦の健大高崎戦では10回を投げて9安打で3失点、三振も7つしか奪えなかったが勝利、準々決勝では仙台育英に敗れたものの7つの三振を奪い、26回2/3を投げて30三振を奪った。

 その活躍で侍ジャパンU18代表にも選出されると、ファーストラウンドのメキシコ戦で4回を投げて2安打7奪三振無失点、スーパーラウンドのキューバ戦では1回ノーヒット1奪三振と5回を無失点8奪三振に抑えた。

 その成田投手は地元の社会人TDKに進むことも決まっていたが、U18代表でともにプレーした選手と話し、プロへの思いも強くしていた。そして、読売新聞とのインタビューで「提出期限直前までチームや家族と話し合うつもり」と話したが、「自分としては出すつもり。ユニホームが変わってもまた甲子園で投げてみたい」とプロ志望の意思が強いことを示した。

 

3位前後の指名も

 成田翔投手は168cmと小柄だが、キレのある速球はコントロールされており144キロも記録する。そして鋭く沈むスライダーやカーブも抜群のキレを見せ、2013年の東北楽天ドラフト1位・松井裕樹投手に近いタイプの投手として注目されている。

 この夏やU18のピッチングで、左腕投手としては小笠原慎之介投手に次ぐ評価をされるのではないかと見られ、ドラフト会議では3位前後で指名するチームも出てくるかもしれない。そのくらいこの夏のピッチングは素晴らしかった。

 将来について「高校の先輩の石川雅規投手のように、制球力で抑えられる投手を目指したい」と話した成田投手、プロでどんな投手に成長するのか非常に楽しみだ。

2015年度-高校生投手-左投のドラフト候補リスト

2015年度-高校生-秋田県のドラフト候補リスト

――プロ志望届を出す予定はあるか。

 「提出期限(10月8日)直前までチームや家族と話し合うつもりだが、自分としては出すつもりだ。ユニホームが変わっても、また甲子園で投げてみたい」

 ――将来、どんな投手になりたいか。

 「高校の先輩の石川雅規投手(東京ヤクルト)のように、制球力で抑えられる投手を目指したい」

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