オコエ瑠偉選手に12球団から調査書

高校野球ドラフトニュース 2015年ドラフトニュース

夏の甲子園やU18ワールドカップでスターとなった関東第一のオコエ瑠偉選手に、12球団から調査書が届いていることが分かった。

調査書提出

調査書は進学や就職のために学生側から大学や企業に渡す内申書のようなもので、プロ野球ではスカウトがドラフトで指名そうな学生の選手に調査書の書類を渡し、選手側(学校など)がそれを記入して送る。調査書が届くという事は、指名の可能性があることを意味している。

関東第一のオコエ瑠偉選手は、夏の甲子園でファースト強襲のヒットでセカンドに進塁したり、外野手としてものすごいファインプレーを見せたり、サヨナラの場面でホームランを放つなど活躍し、スター選手となった。また続くU18ワールドカップでも外野手で好捕を見せ、打撃でも日に日に成長する姿を見せていた。

 

ドラフト1位候補に

元々は高い身体能力は十分評価されていた。しかし打撃は粗さがあり、ヒットもボテボテだったりフライが落ちてのヒットなど、スカッとした当たりではないことが多く、評価は割れていた。

しかし夏の東東京大会でセンター前ヒットでセカンドまで進み、また甲子園での走塁など、状況判断力が非常に高いことを示し、また課題の打撃も急成長を見せるなど吸収力の高さを見せた。そして何より、オコエ選手が打席に入るとスタンドから拍手が沸くなど、スター性を見せている。

ただしドラフト1位では投手やホームランを打てる選手、遊撃手や捕手が優先されるため、ドラフト1位で何球団も重複という事はなさそうだ。それでも1位12人には確実に入ってくる選手だろう。どこの球団の1位指名となるか注目したい。

2015年度-高校生外野手のドラフト候補リスト

オコエ急上昇、12球団調査書 日刊スポーツ紙面 2015/10/14

 

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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