花咲徳栄・高橋昂也投手に9球団スカウト視察、「松井裕樹みたいに」

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花咲徳栄の高橋昂也投手が秋季高校野球関東大会の初戦・樹徳戦で先発し、9回7安打8奪三振2失点の好投を見せた。

8回まで無失点

高橋投手は最速145キロを記録する左腕投手で、今年夏には甲子園のマウンドを経験している。しかし制球の課題を持っておりこの日はその点が注目された。

初回先頭打者に四球を与えて1アウト1,3塁のピンチを背負ったものの、ここでフォークボールを多投して2者連続で三振を奪うと、その後は危なげない投球を見せた。球速を130キロ台に抑えながら、コースに速球、スライダー、フォークを投げ込み、8回まで無失点ピッチングを続けた。

9回に「疲れが出た」と話し2ランホームランを浴びて完封は逃したものの、9回144球を投げて7安打8奪三振2失点、四死球は3つと合格のピッチングを見せ勝利した。

 

9球団スカウト視察

この日はプロ9球団のスカウトが視察に訪れ、注目度の高さを示した。阪神の中尾スカウトは「変化球のキレがいい」と話すと、北海道日本ハムの今成スカウトは「松井裕樹のようなタイプになるかも」と話した。

高橋投手も阪神の能見投手や松井裕樹投手のようなピッチングを目指しているといい、「内角のフォークで勝負する」という強気のピッチングも持ち味。履正社・寺島成輝投手などと高校生NO.1左腕の評価を争う事になる。まずはセンバツ出場を決めて先制したい。

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試合を作りつつ、要所でギアを上げる投球で勝ち上がってきた。「なるべく少ない球数というのは意識している。ピンチでも落ち着いて投げられるのは、抑えの経験が生きている」と、納得の表情を見せた。

 

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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