大阪桐蔭と東海大相模が練習試合、高山優希投手は8回3失点、阪神が5人態勢で視察

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大阪桐蔭と東海大相模が練習試合を行い、高山優希投手と北村朋也投手が投げ合った。この試合には阪神が5人態勢で視察をしている。

高山投手が8回3失点

高山優希投手は150キロを記録する左腕投手として注目をされている。しかしセンバツ後に腰痛により春の大会はベンチに入らず、夏を一本に調整をしている。

この日は東海大相模との練習試合で先発すると、4回に1失点、8回に2失点と、8回を投げて7安打3失点、7奪三振という内容だった。まだ腰の痛みがあるようで、「全力では投げられないからコントロールを意識した。まだ6、7割」と話した高山投手だが、大阪桐蔭の西谷監督は「投げられたのは大きい。低めに丁寧に投げていた」と話し、対戦した東海大相模の門馬監督も「球威はないけどボールを散らしている。投球数も少ない。夏勝てる投手だね」と話した。

8回に2失点するなど復帰してから最長イニングとなり、まだ肩のスタミナなどは課題があるものの、先発したときの高山投手のスタイルとして、低めに投げ分けていくピッチングは2年時から定評がある。腰痛で最後の夏も140キロ後半を連発した明治神宮大会のリリーフでの投球を見る事は難しそうだが、投球センスの良さを見ることはできそうだ。

阪神が5人態勢で視察

舞洲で行われたこの日の練習試合には、阪神がスカウト5人で視察をするなど本腰を入れてチェックをしていた。高山優希投手は各球団ともはっきりと評価やランク付けが完了していない選手だと思う。この日は強豪相手のピッチングであり、評価するのに十分な舞台だったとみられる。

試合はエースが投げ合った1戦目は6-5で大阪桐蔭が勝利、大阪桐蔭は4回まで無失点に抑えられたが5回に2点、その後毎回のように加点していった。東海大相模の北村朋也投手もドラフト候補で、4回まで1安打無失点と好投したものの球数が多くなり、9回を完投して170球を費やし後半につかまった。

2戦目も大阪桐蔭の徳山壮磨投手が好投し、3-2で大阪桐蔭が勝利した。

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腰痛から復帰後最長の8イニングを投げ、7安打7奪三振3失点。腰の痛みが完全に消えていない高山は「全力では投げられないからコントロールを意識した。まだ6、7割」という。

第1試合でエース北村が完投したものの、170球を要し、11四死球を与えた。「相手の1、2番のスイングを見て、もっと慎重に、もっとコースをと意識した結果、後半にきてしまった」と門馬監督。四回まで1安打投球だったが、疲労の色が見え始めた中盤以降に立て直しが効かなくなった。

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