都城・山本由伸投手が11K、149キロ投球に12球団25人スカウトが熱視線

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都城高校の151キロ右腕・山本由伸投手が登板をすると、12球団20人のスカウトが視察に訪れる前で最速149キロを記録、7回2/3を投げて11三振を奪うピッチングを見せた。

九州BIG3

れいめいの太田龍投手、九州産業の梅野雄吾投手とともに九州BIG3に名前が挙がるのが、都城高校の山本由伸投手で最速151キロの速球を誇る。この日は強豪・延岡学園との試合で先発すると、8回2アウトまで2安打10奪三振を記録、一度は外野に下がるものの9回2アウト2,3塁と味方がピンチになると再び登板し、最後は11個目の三振を奪い勝利を挙げた。

最速は球場表示で147キロ、スカウトの計測では149キロだった。2回に先制点を許したものの、その後立ち直りを見せ、「テンポよく投げられたと思います。」と話した。7回2/3で3安打11奪三振1失点という内容だった。

12球団25人スカウト注目

この山本投手を目当てにこの日は12球団25人のスカウトが視察をし、地元福岡ソフトバンクの福山スカウトは「地元の選手ですから。能力も高いしいいプレーヤー。しっかり評価し注目しています。」と話すと、巨人の山下スカウト部長は「スピードとキレが魅力。Aに近い高評価だ。3位までには消える」と評価し、東京ヤクルトの小川SDも「球種が豊富で、投げることに関して器用な印象。高校生として完成度は高い」と評価した。

また千葉ロッテ・永野チーフスカウトは「組み立てとか配分などもうまい。ピッチングができる。先発タイプだね。評価はわからない」と話すと、中日の三瀬スカウトも「いろんな球種を操れるし器用。変化球も真っすぐも同じ腕の振り。高校生では打ち崩すのが難しい。ボディーバランスも良い」と評価した。

昨日の九州産業・梅野雄吾投手のようにスカウトが驚きを示したという感じではないようだが、器用さもあり実戦的で完成度の高い投手として評価を受けている。ドラフト会議では3位前後での指名が有力か。

2016年度-九州のドラフト候補リスト

2016年度-高校生投手-右投のドラフト候補リスト

ネット裏には12球団25人のスカウトが集結。巨人・山下スカウト部長が「スピードとキレが魅力。総合的に高く評価できるし、3位までには消える」と絶賛すれば、ヤクルト・小川SDは「球種が豊富で、投げることに関して器用な印象。高校生として完成度は高い」と目を細めた。

ソフトバンク熱視線、山本由伸11K 西日本スポーツ1面 2016/7/17

 

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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