履正社が甲子園出場、ドラフト1位候補左腕・寺島成輝投手が3安打完封

履正社高, 寺島成輝, 安田尚憲

高校野球大阪大会は履正社が12-0で金光大阪を下し、甲子園出場を決めた。ドラフト1位候補左腕・寺島成輝投手が3安打12奪三振で完封し、注目され続けた逸材が遂に甲子園に姿を見せる。

完封で決める

大きく点差が開いたものの、寺島投手が手を緩めることはなかった。序盤はストレートは130キロ台、ボールも低めに外れる球が多くコントロールにやや苦労をした。それでも高めに甘い球が行く事はなく無失点で抑える。中盤になるとストレートの力が増し、6回には140キロ中盤のストレートを連発し最速は149キロを記録、こうなると相手は手の出しようがなかった。

視察した巨人の益田主任スカウトも「緩急があってコンビネーションがいい。球が重いし糸を引くような球が投げられる」と絶賛のコメントを残した。138球を投げ、最後はやや疲れを見せたものの完封勝利、大会前に決めた山口裕次郎投手と二人で8試合で4失点というノルマにこの試合は1点も与えることはできなかったが、見事にノルマをクリアした。

9回3安打12奪三振、3年間待たせた左のNO.1投手が、いよいよ甲子園に登場する。

2年生主砲が15打点

履正社は2年生4番が活躍を見せた。安田尚憲選手は188cm92kgのスラッガーで来年のドラフト注目選手の一人、この日はホームランこそなかったが痛烈なタイムリー3ベースヒットを放つ活躍を見せた。

今大会は8試合25打数で13安打、2本塁打に15打点をあげた。ちなみに先輩の山田哲人選手は2010年に打率.413に1本塁打13打点を記録しているが、それを全て上回った。「打点にこだわってきたので、ランナーを還すことができてよかった」と話す安田選手、高校通算38本塁打まで伸ばしており、甲子園でも注目を集めそうだ。

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圧巻の投球だった。六回二死走者なしで相手4番に内角真っすぐを投げ込み三振を奪うなど、直球主体で12奪三振。自己最速タイとなる149キロも記録し、打っても3安打1打点だった。巨人の益田主任スカウトは「緩急があって(直球と変化球の)コンビネーションがいい。球が重いし、糸を引くような球が投げられる」と絶賛。大阪大会では4試合に登板、29回を投げ自責点は1。防御率は驚異の0・31だ。

初回は制球が乱れたものの、2回以降は修正。自己最速に並ぶ149キロの直球を軸に、4者連続を含む12三振を奪った。決勝戦で三塁すら踏ませない3安打完封。圧巻の内容で、本当に遠かった夢舞台への切符をつかみ取った。

指導歴30年目の岡田龍生監督は「打者なら、岡田(オリックス)や山田(ヤクルト)ですが、投手なら断然、寺島ですね」と断言した。

今大会は計8試合で25打数13安打の打率・520、15打点、本塁打2本と打ちに打ちまくった。「打点にこだわってきたので、ランナーを還すことができて良かったです」と喜んだ。


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