藤平尚真投手が3回5失点、横浜DeNA・高田GMが評価

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侍ジャパンU18代表と立教大との練習試合、この日は右の藤平尚真投手が先発したものの、3回で5失点し反省のコメントを見せた。また最速154キロ右腕の島孝明投手も登板しこちらは1失点したものの手ごたえを口にした。

藤平投手は6安打5失点も6奪三振

この日は右のエース候補・藤平尚真投手が先発をしたが、初回、1アウトから四球を許した後、3番・田中健選手に高めのストレートをライトスタンドに運ばれ2点を失った。初回はその後は1安打を許すも2つの三振を奪った。

2回は2つの三振などで3者凡退だったが3回、先頭打者にヒットを許すと再び田中健選手にタイムリー3ベースヒットを許し、その後、犠牲フライ、ヒット、タイムリー2ベースヒットなどでこの回3点を失った。最後は三振を奪ったが、3回6安打6奪三振5失点と大味なピッチングとなった。

それでも視察した横浜DeNAの高田GMは「疲れている中でこれだけ投げられれば十分」と話し、神奈川大会や甲子園での疲労も考慮し、評価は変わらないことを話した。

藤平投手の課題

藤平投手は「大学生は金属ではなく木製のバットでも、コンパクトに鋭く振ってきた。四球はだめだとコースに投げ込む意識が強すぎてスピードもキレも甘くなった」と話し、「海外の打者も同じ。スピードで攻めるのではなく、しっかりコーナーを突かないと。スピードよりコースが大事だと痛感した」と話した。藤平投手は投げる球を見ていると、失点することがあり得るのか思うくらいのものがある。しかし、この日のようにこれまでも相手の打線が抑えられなくなって失点を重ねる場面もみられる。

その課題があり3年春まではエースを任せられていなかったが、夏の神奈川大会で重要な場面できっちりと抑える事で成長を見せたものの、やはりまだエースとして長いイニングを任せて試合を作ってくれるかどうかというところに、やや不安がある。この日のコメントの中で、「ブルペンの球数が少なすぎた」というコメントもあった。甲子園の履正社戦では外野手から急きょマウンドに上りヒットを許した時に、準備が足りなかったことを口にしていたが、この日は先発であり、準備が足りないと良いピッチングができないことは甲子園で理解していると思うが、失敗を繰り返してしまった。

U18アジア選手権ではこれは許されない。セミファイナルや決勝でそのピッチングを見せたら、全てが終わってしまう。またプロ野球でも許されるものではない。このあたりの課題をどのように考え結果に残すか、U18アジア選手権はそこが注目となる。

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ネット裏ではプロ10球団が視察。DeNA・高田繁GMは藤平について「(甲子園大会後で)疲れている中でこれだけ投げられれば十分」と不動の評価を口にした。

先発した藤平尚真(横浜3年)は、6三振を奪ったものの本塁打を含む6安打を浴びて3回5失点。「大学生は金属ではなく木製のバットでも、コンパクトに鋭く振ってきた。海外の打者も同じ。スピードで攻めるのではなく、しっかりコーナーを突かないと」と反省した。

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